連載
「内線電話」はもう止めよう:羽ばたけ!ネットワークエンジニア(16)(2/2 ページ)
「内線」なんて今となっては時代遅れだ。時代遅れになった理由を紹介した後、内線に代わる新しいコミュニケーションサービスについて解説する。
脱・内線電話しよう
とは言うものの閉域モバイル・スマホ内線は4年前のアイデアだ。既に「内線電話」という概念自体が時代遅れである。
そもそも内線電話には2つの目的があった。1つは拠点に引き込まれている限られた本数の電話回線を構内の多数の電話機で効率的に使うこと。構内電話交換機(PBX)に電話回線を収容し、多数の電話機を接続する。もう1つは構内の電話を短い内線番号で済ませられることだ。
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