ニュース
ディスラプションへの対策「デジタルプロダクトマネジメント」とは ガートナー:2024年までに求められる5つの能力
ガートナー ジャパンによると、デジタルプロダクトマネジメントを採用しないベンダーは、今後2年以内に破壊のリスクにさらされるという。ベンダーは、新たな行動特性としてデジタルプロダクトマネジメントを採用すべきだとしている。
ガートナー ジャパンは2019年6月17日、「デジタルプロダクトマネジメントを採用しない技術やサービスのプロバイダーが、今後2年以内にディスラプション(創造的破壊)のリスクにさらされる恐れが高い」という見解を発表した。
ガートナーは、デジタルプロダクトマネジメントを「従来のプロダクトマネジャーの業務範囲を拡大した新しい領域だ」と説明する。同社のアナリストでディスティングイッシュトバイスプレジデントを務めるLars Van Dam(ラース・ファン・ダム)氏は、デジタルプロダクトマネジメントを導入し、これに投資する企業は、市場のシフトやディスラプションにうまく対応できる、と述べている。
「ソフトウェアやハードウェア、ソリューション、サービスといったいずれのベンダーであろうと、『デジタルプロダクトマネジメント』の採用は避けられない」(ダム氏)
2024年までに変わるプロダクトマネジャーの役割
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Gartner、2018〜2023年の戦略的IoTテクノロジートレンドのトップ10を発表
Gartnerは、「2018〜2023年にデジタルビジネスイノベーションをけん引する」と認定した戦略的IoTテクノロジートレンドのトップ10を発表した。 - Gartner、2019年以降のセキュリティとリスク管理の7つのトップトレンドを発表
Gartnerは、2019年以降のセキュリティとリスク管理の7つのトップトレンドを発表し、それぞれ解説した。 - Gartner、2019年の戦略的テクノロジートレンドのトップ10を発表
Gartnerは、「企業や組織が2019年に調査する必要がある」と認定した戦略的テクノロジートレンドのトップ10を発表した。「インテリジェント」「デジタル」「メッシュ」がキーワードだという。