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[Python入門]例外と例外処理の基礎Python入門(2/2 ページ)

プログラムの実行を妨げるさまざまな状況や問題を、Pythonでは「例外」という仕組みで表す。その概要と例外を処理する方法を見ていこう。

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except節に書く例外クラスの順番

 注意してほしいのは、except節に書く例外クラスの順番だ。試しに、「except Exception as e:」節を一番上に書いてみよう(以下のコードではtry節を省略しているので、コードをコピー&ペーストで試している人は、上のコードでexcept節の順序だけを変えるようにしよう)。

while True:
    try:
        # 省略
    except Exception as e:
        print('Exception')
        print(e.args)
        print()
    except ValueError as e:
        print('Value Error')
        print(e.args)
        print()
    except IndexError:
        print('Index Error')
        print()
    print('try文の直後の行を実行しました')

print('無限ループを終了しました')

Exception例外を捕捉するexcept節を先に書いたコード

 これでコードを実行して、先ほどと同様に選択肢「2」を入力するとどうなるだろう。

実行結果
実行結果

 すると、上の画像のように「Exception」と表示された後に、例外の内容が表示された。「except Exception as e:」節で例外が捕捉されたということだ。実は例外クラスの多くはExceptionクラスを継承している(例外クラスの階層構造については次回に詳しく紹介する)。

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