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レッドハット、OpenShiftの進化と日本市場における取り組みを説明OpenShift 4.4の新機能とは(2/2 ページ)

レッドハットは2020年5月19日、日本の報道関係者やアナリストに向けて、2020年4月末の「Red Hat Summit 2020」における発表内容や日本市場での取り組みについて説明した。本記事ではOpenShift 4.4の新機能についても取り上げる。

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 Red Hatは、これらの機能にHelmなどを組み合わせ、イベント駆動型を含むあらゆるタイプのアプリケーションについて、ソースコードからコンテナイメージ作成し、Kubernetes環境にデプロイする一連のプロセスを自動化していくとしている。

 OpenShift 4.4では、次のような機能も搭載している。

  • Helm 3のサポートを一般提供開始(GA)した。
  • 永続ボリュームにおけるCSI(Container Storage Interface)を通じたスナップショット、クローンへの対応(技術プレビュー)で、ステートフルアプリケーションを改善した。
  • 運用者向けには、メトリックスのダッシュボードでOperatorsの監視ができるようになった。また、namespace単位でリソース利用量とこれに伴うコストを表示するコスト管理機能を搭載した。
  • OpenShiftのコンソールからアクセスできるOperatorHubに、IBM Marketplaceを統合した。
  • 開発者、アプリケーション運用者には、新しい監視画面が追加された。
  • ノードからのPodの退出が行えるKubernetes Deschedulerを技術プレビューとして搭載した。
  • IngressコントローラーにHAProxy 2.0を採用した。
  • 複数のIPアドレスのマルチホーミングを行うStream Control Transmission Protocol(SCTP)をサポートした。
  • OpenStackおよびMicrosoft Azureでは、ユーザーが事前に構成したインフラ上で、OpenShiftのインストール作業を自動化できるようになった。

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