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無料の電子書籍「リクルート5万人のテレワーク/VDI環境大解剖」で分かる不測の事態への備え方人気連載まとめ読み! @IT eBook(86)

人気連載を1冊にまとめてダウンロードできる@ITの電子書籍。第86弾は、「リクルート5万人のテレワーク/VDI環境大解剖」だ。

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@IT eBookシリーズ Vol.86『リクルート5万人のテレワーク/VDI環境大解剖』(画像クリックでeBookを表示)

 当社では、ほぼ全従業員がVDI(Virtual Desktop Infrastructure、仮想デスクトップインフラ)を利用しているので、在宅勤務実施者が増える=VDIへのリモートアクセスの増加に直結することになります。標準VDIとセキュアVDIを合わせるとトータルで約5万5000台のVDIが利用されているので、“在宅勤務推奨”に伴い、リモートアクセスで想定していた9000台を大幅に超える数のアクセスが押し寄せる可能性が高くなりました。正直なところ、われわれIT部門はかなり焦りました――。

 このように語るのは、リクルート ICT統括室 インフラソリューションユニット インフラソリューション部 部長の石光直樹氏だ。@ITの人気連載「リクルート5万人のテレワーク/VDI環境大解剖」で石光氏は、リクルートにおけるVDIの導入、運用、コロナ禍対応、そして今後のICT環境を紹介してくれた。

 パンデミックという不測の事態下、5万人の従業員を抱えるリクルートのIT部門の対応がどれほど困難だったか。石光氏は、問題発生時の緊迫感と何とか乗り切るまでの試行錯誤を生々しくつづっている。もともとリクルートは、2015〜2018年の足かけ3年で全社的にVDI環境を整備していたが、普段の運用時から障害は何度か起こっており、連載では、その時の対応についても詳しく紹介されている。

 コロナ禍では、さまざまな工夫で、何とかVDIによるテレワーク環境を継続できた。この点はVDIにしていたからこそスムーズに対応できたところだが、他方で、TV会議実施時における課題も見えてきた。これにより、リクルートではインフラ検討時に、“中長期”視点を導入することにしたという。

 リクルートのIT部門が普段から何を考え、どう変化してきたのか――パンデミックに限らず、地震や台風など不測の事態が起こり得る今後も事業を継続させるために、本eBookは参考になるのではないだろうか。

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