【クイズ】「HTMLメールなどに見えない画像などを配置することで、アクセス解析などを行う仕組み……」とは？ 他：ITワード365

最新IT動向のキャッチアップはキーワードから。専門用語で煙に巻かれないIT人材になるための、毎日ひとことキーワード解説。用語の意味から隠されたIT用語が何なのか当ててみよう。

[デジタルアドバンテージ，著]

ITワード365は、知っていると何かと役立つIT関連用語を1日1語、Twitterで紹介するサービスです。本記事では、Twitterで配信した1週間分のIT用語を再編集して、クイズ形式にまとめました。あなたは幾つ正解できるか、レッツチャレンジ！　回答は隠れた部分をクリックすると確認できます。

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ITワード365とは
ITワード365では、ニュースなどで登場したIT関連用語をコンパクトに解説しています。隠されたキーワードが何なのか考えてみてください。

【Passkey（パスキー）】Webサイトやアプリにパスワードを使わずに、安全なサインインを可能にする認証方式。既にiOS 16とmacOS Ventura、Google Chrome 108が対応しており、Windows OSやAndroidも対応の予定。認証情報がネットワーク上を流れないため、パスワード方式より安全性が高いとされている。

【Webビーコン】WebページやHTMLメールにユーザーが見えない画像などを配置することで、アクセス解析などを行う仕組み。画像は、外部のサーバに保管しておき、ページが開かれると、そこから読み込まれて表示される。この際のリクエストを解析することで、ページが開かれたかどうかなどを解析する。

【UCaaS（Unified Communications as a Service）】音声やメール、ビデオ会議、チャットなどのさまざまなコミュニケーション手段を、クラウド上の単一プラットフォームで提供するサービスのこと。ユーザーは、PCやスマートフォンなどの端末や時間、場所を問わずに利用できる。

【FQDN（Fully Qualified Domain Name）】ホスト名とドメイン名（サブドメイン名）を省略せず指定した記述形式。ホスト名が「www」で、ドメイン名が「example.jp」の場合、「www.example.jp」がFQDNとなる。明確にFQDNであることを示すには、一番右端にルートノードの「.（ピリオド）」を付ける。

【分散型アイデンティティ（Decentralized Identity、DID）】ブロックチェーンの分散台帳技術を利用することで、中央集権的なID発行者に依存せずに、自分に関する情報を証明する仕組み。分散型台帳を通じて認証するため、事業者側が属性情報を所持しなくても、IDの真偽が確認できる。

【RFC（Request for Comments）】インターネット技術の標準化などを行っているIETF（Internet Engineering Task Force）が管理している技術仕様などについての文書群。インターネット上で公開されており、原則として作られた順に番号が付けられており、RFCを頭文字とした通し番号で呼ぶ。

【マイクロセグメンテーション】サーバ単位など細かくファイアウォールを配置することで、サーバやアプリケーションをそれぞれ隔離、個別に保護するセキュリティ手法の一つ。例えば、仮想化されたサーバごとにファイアウォールを設けることで、マルウェアによる攻撃が他に広がらないようにできる。