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僕たち、「若手二刀流(以上)クラウドエンジニア」のこれまでとこれからを、ぶっちゃけてお話しします:Jagu'e'rが切り取るパブリッククラウドの現在(1)(2/3 ページ)
社会人になってまだ2、3年で、「全冠」を含め複数のメジャークラウド事業者の資格を取得したクラウドエンジニアたちが、資格取得のきっかけ、クラウドの魅力、勉強法、キャリア形成などについて語ってくれました。
――資格のために勉強したことというのは、実務にかなり生きてくるものでしょうか?
堂原氏 一般的な資格は、経験の証明のような側面があるかと思うんですけれど、クラウドベンダーの資格の場合、逆の意味合いが強いかなと個人的には考えています。まずは資格勉強でクラウドそのものを広く理解する。その上で、実際に業務で手を動かしてみたりして、深く知っていく流れがあるのかなと思っています。幅広い資格の勉強をしていると、予想外の出来事が起きた時などに、「もしかしたら、このことかもしれない」といった引き出しが多くなります。
加藤氏 その通りだと思います。それから、サービスを比較する際に、AWSにこの機能やサービスがあるから、多分Google Cloudにもあるだろうと想定すると、当たることが結構あります。マルチクラウドを勉強しておくメリットは、その辺りにもあるかと思います。
堂原氏 普段は触っていないクラウドサービスを比較検証で触る時に生きますね。クラウドによって違うところは本当に大きく違うんですけれど、「こういうサービスはあるだろう」と考えることはやっぱりあります。
勉強はどれくらい、どうやってきたか
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