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「Visual Studio Code」のJava開発者向け拡張機能を改善、Microsoftデバッガーの利便性を向上

Microsoftは「Visual Studio Code」でJavaアプリケーションの開発を支援する機能をまとめた拡張機能集「Extension Pack for Java」の更新情報を公開した。

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 Microsoftは2023年5月8日(米国時間)、ソースコードエディタ「Visual Studio Code」(以下、VS Code)でJavaアプリケーションの開発を支援する機能をまとめた拡張機能集「Extension Pack for Java」の2023年4月の更新情報を公開した。

 Microsoftは、2023年4月20日に公開したバージョン「0.25.2023042006」の更新情報として、ビルドツールの強化、機能拡張、強化点を紹介した。

拡張機能の主な変更点

ビルドツール拡張機能(Maven for Java)の機能強化

 ビルドツール拡張機能の「Maven for Java」が異なる環境やプロジェクトごとにビルド内容の設定を保存するMavenプロファイルに対応した。MavenプロファイルをVS Code上で一覧できる。また同拡張機能を使用してMavenプロファイルを切り替えることもできる。

(提供:Microsoft)
(提供:Microsoft)

デバッグモードの利便性向上

 利用者からのフィードバックを受け、遅延変数を自動で展開して変数の値を一挙に確認できるコンテキストメニューを追加した。ユーザーが元に戻したい場合は、再度コンテキストメニューを開き「遅延変数の手動展開」を選択する。

(提供:Microsoft)
(提供:Microsoft)

Java Project Explorerの改善

 ソースコードやリソースファイル、ライブラリなどプロジェクト関連の設定とリソースを表示する「Java Project Explorer」で、POM.xmlのようなビルドツール関連のファイルやリソースファイルの表示に対応した。

(提供:Microsoft)
(提供:Microsoft)

Spring Bootダッシュボードの表示改善

 Springアプリケーションの実行中、Spring Bootダッシュボードでプロパティの値をリアルタイムに確認できる。

(提供:Microsoft)
(提供:Microsoft)

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