VS Codeの安定版が毎週リリースへ 第1弾のバージョン1.111ではAIエージェント運用を強化:Deep Insider Brief ― 技術の“今”にひと言コメント
Visual Studio Codeの安定版が毎週リリースへ移行した。その第1弾となるバージョン1.111では、AIエージェントの自律実行や権限管理、デバッグ支援などが強化されている。
2026年3月9日(米国時間)、MicrosoftはVisual Studio Code(以下、VS Code)の安定版の最新バージョン1.111を公開した。今回のリリースで最も大きな変更点は、今後の安定版が毎週公開される体制へ移行したことだ。公式リリースノートでも、バージョン1.111は「the first of our weekly Stable releases!」(週次の安定リリースの第1弾!)と説明されている。
VS Codeはこれまで、月に一度のアップデートが長らく続けられてきた。しかし、これからは週に一度のペースで新しいバージョンがリリースされることになる。
その最初のリリースであるバージョン1.111では、全体としてAIエージェント関連機能が改善の中心になっている。特にチャットビューでは、エージェントがより自律的に処理を続ける「Autopilot」モードを権限設定メニューから選べるようになった。また、特定のエージェントにプリプロセスまたはポストプロセスの処理を行わせるフック機能、エージェントの振る舞いを知るためのスナップショット機能などが追加されている。
どうも。HPかわさきです。
ビックリしましたよ。朝起きてニュースをチェックしたら、VS Code 1.111がリリースされているって出てきたので。1.110がこないだリリースされたところじゃん? となりますよね。さらにリリースノートを読んでみたら、これからは毎週リリースされるからってあるし。
VS Codeリポジトリの「Iteration Plan for March 2026 [DRAFT]」では「過去数週間にわたり、開発およびリリースのプロセスの効率化に取り組んできました。2026年3月9日からは、安定版を毎週リリースしていきます」とあります。また、月次でユーザーに進行中の作業や今後の予定をどのように伝えるかの方針が3月半ばには決まるようです。
AI関連の新機能はまだまだこれからも進化していくのでしょう。いち早く、それらにアクセスするにはうってつけの変化ですが、自分自身がコレに追い付いていけるのかどうなのか、ちょっと心配なところもありますね(既についていけてないような気もしますが)。
バージョン1.111の特徴や新機能のうち、主なものを以下に列挙する。
- 安定版が毎週リリースへ移行: バージョン1.111は毎週公開される安定版の第1弾であり、今後はより短い周期で新機能や改善が届けられるようになる
- チャットビューで権限管理が可能に: チャットビューで、エージェントの自律性を選べるようになった。[Default Approvals]は既存の承認設定に従う標準モード。[Bypass Approvals]はツール呼び出し時の承認やリトライを自動化するモード。[Autopilot(Preview)]はそれに加えて質問への自動応答も行い、タスク完了までより自律的に処理を続けるモード(VS Code Insidersではデフォルトで有効。安定版ではchat.autopilot.enabledをオンにする)
- エージェント単位のフック: カスタムエージェントごとに、実行前後の処理を設定できるようになった。他のチャット操作に影響を与えず、特定のエージェントだけに前処理や後処理を付けられる
- デバッグイベントのスナップショット: 自分の想像と異なる振る舞いをエージェントがしたときに、その原因を突き止める参考としてエージェントの状態のスナップショットをチャットビューに送信できるようになった。読み込まれているスキルや、消費しているトークンについての情報を得たり、エージェントの振る舞いをトラブルシュートしたりするのに役立つ
- チャットのヒントの改善: 新機能や改善点を見つけやすくなるようにチャットビューのヒント表示が改善された
- AI CLI向けターミナルプロファイルの整理: GitHub Copilot CLIなどのCLI用のターミナルプロファイルが[プロファイルを起動]ドロップダウンに表示されるようになった(実験的機能)
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