|
@IT情報マネジメント メールマガジンは、@IT情報マネジメント サイトの新着記事サマリー、交流会からのお知らせなどをお届けするメールマガジンです。毎週水曜日に発行していきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
@┃I┃T┃情┃報┃マ┃ネ┃ジ┃メ┃ン┃ト┃………………2003/11/26 - Vol.001
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
メ┃ー┃ル┃マ┃ガ┃ジ┃ン┃ @IT情報マネジメントは、企業の
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 情報システムの“ヒト・コト・カ
ネ”を解決するコミュニティです
●C o n t e n t s
●
●新着記事/注目記事
ITマネージャの叫び「なぜIT化は失敗するのか?」
●注目のキーワード
ディスカウンテッド・キャッシュフロー法(DCF法)
●ブックガイド
暗黙知の次元──言語から非言語へ
●@IT/@IT自分戦略研究所からのご紹介
●交流会からのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●[@IT情報マネジメント サイト]新着記事/注目記事 ━━━━━━━━━━━━
●
● ITマネージャの叫び「なぜIT化は失敗するのか?」
――ITガバナンスの正体(1)
(情報化戦略・投資 - 2003/11/22)〜より
1980〜90年代に登場したERPやSCM、CRMなどの3文字略語ソリューションがいまも華や
かだ。だが、実際にこれらのソリューションを成功裡に導入している企業は驚くほど
少ない。失敗の原因として挙げられるのが「ITガバナンスの欠落」だ。多くの企業は
情報基盤やシステム構造など「システム(技術)側の観点」でしか導入シナリオを描
いていなかったが、システムを使って実際に業務改革を推進し、根付かせていく「IT
ガバナンス」がなければIT化は成功しない。「ITガバナンス」とは、「システムにか
かわるすべての要素(人・制度・業務)と、システムそのものの整合性を確保し、求
めるビジネスの姿を追求する活動」ということだ。ITマネージャはシステムと業務を
熟知し、何らかの乖離や不具合があれば適正な手段を打つ役割が求められる。
ITガバナンスを確立するには、まず企業内に「IT戦略」「IT組織力「活用・展開力」
「運営力」「規範維持力」の5つの力を根付かせることが必要になる。そこでまず最
初にITマネージャがやるべきは、自社の「IT部門/構築/戦略・投資の歴史」「ITリ
テラシーレベル」「ITにかかわる規範」「社内システム/IT資産の一覧」「これまで
の社内活動の歴史(IT以外の活動も含む)」を整理し、これらすべてにかかわる問題
点や課題を明らかにすることだ。こうして自社のITをITマネージャ自身がしっかり把
握することが、ITガバナンス確立の第一歩になる。
▼詳しくは「本文」へ
http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/cinvest/serial/ittips/01/ittips01.html
● 連載 IT効果測定・評価サービス・レポート 第1回【アクセンチュア】
IT-ROIの算出に加え、組織改革を含む戦略的IT投資の定着化まで支援
(情報化戦略・投資 - 2003/11/26)〜より
アクセンチュアの「IT効率化プログラム」は、IT-ROIの算出のみならず、IT戦略の計
画立案、実行、評価に至るフェイズ全般にわたって企業を支援する。
まずスタートは、企業のIT支出を「機動的IT支出」と「固定的IT支出」に分類する。
機動的IT支出への取り組みは、リターン(いわゆるIT-ROI)を最大化させるためのも
の、固定的IT支出への取り組みは、可能な限りぜい肉を削ぎ落とし、コストを削減す
るためのものだ。コストの削減を進めるのは、ビジネス目標の実現に欠かせない機動
的IT支出(戦略的IT投資)のための費用を生み出し、それを競争力向上の施策に振り
向けるためにほかならない。企業を成長させる事業領域を定め、そこに対して集中的
に投資を行うことが戦略的IT投資の出発点。どの分野に投資を行うかのプライオリテ
ィを定めたら、適正なIT投資額を算出する。
アクセンチュアのIT投資効率化プログラムは、IT投資のROIを算出して終わりではな
い。投資にゴーサインが出たあとに、IT戦略の立案から予算策定、投資効果のモニタ
リング・評価、さらにはIS部門の改革を含めた総合的な処方せんを提出する。単発の
システム導入を支援するだけでなく、企業のITガバナンスのレベルを向上させること
も含む。「IS部門とユーザー部門との間に非合理な力関係が存在している場合や、IS
部門と普段から懇意にしているベンダとの間に癒着が存在している場合、十分な自浄
効果は期待できない」とアクセンチュア マネジャーの明翫(みょうがん)正樹氏は
指摘する。
▼詳しくは「本文」へ
http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/cinvest/serial/roi/01/01accenture.html
● IT書籍やコンサルタントが“使えない”理由
(情報化戦略・投資 - 2003/11/19)〜より
連載:システム部門Q&A(1) IT部門に変革を勧める書籍が巷にあふれている。し
かしこれらの論が現実問題の解決に役立つことはほとんどない。その理由とは?
▼詳しくは「本文」へ
http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/cinvest/opinion/qa/qa01.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
●[@IT情報マネジメント]注目のキーワード━━━━━━━━━━━━━━━━━
●
● ディスカウンテッド・キャッシュフロー法(DCF法)
企業(事業、プロジェクト、資産)が将来にわたって生み出すフリーキャッシュフロ
ーを推計し、その流列を一定の割引率によって現在価値を算出することで、投資判断
などを行う価値評価法の1つ。
同じ100万円でも、現在の100万円と10年後の100万円は価値が異なる。また、回収で
きる時期によっても価値は大きく変動する。その変動する未来の価値を現在の金額に
換算して比較可能にすることで、投資判断を行うというのがDFC法である。
▼詳しくは「@IT情報マネジメント用語事典」へ
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/dcf.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
●[@IT情報マネジメント]ブックガイド━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●
● 暗黙知の次元──言語から非言語へ
マイケル・ポラニー=著 佐藤敬三=訳(1980年8月)/1456円+税
ナレッジマネジメント用語として有名になった「暗黙知」の概念を最初に示した
「Tacit Dimension」の邦訳。ポラニーのいう暗黙知は、言語化されないものであり
いわゆる「直感的な認識」「勘やコツ」「体験(体で覚える)」といった領域のこと
だ。ポラニーは、「我々は語ることができるより多くのことを知ることができる」
(p.15)と述べ、客観的知に重きを置き、理解という行為から主観や個人を排除する
ヨーロッパ的価値観(科学や教育)を批判する立場を取る。ナレッジとは何かを真剣
に考えるための土台となる1冊である。
▼「@IT情報マネジメント Book Guide」へ
http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/cstaff/books/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
●[@IT/@IT自分戦略研究所 サイト]からのご紹介 ━━━━━━━━━━━━━
●
● @IT/@IT自分戦略研究所サイトから、情報マネージャの方々に参考になる記事
をご紹介していきます。
●@IT自分戦略研究所 > 自分戦略研究室
【SEとコンサルタントの大きな違い】
コラム:自分戦略を考えるヒント(6) SEの先にはどんなキャリアがあるのか。コ
ンサルタント志望の若手SEに必要なスキルとマインド、そして適性を語る
(2003/11/20)
http://jibun.atmarkit.co.jp/ljibun01/column/horiuchi/horiuchi06.html
●@IT > XML & Web Servicesフォーラム
【Webサービスを阻害するシステム開発の旧弊を絶つ】
緊急提言:Webサービスの光と陰を考察する(1) なぜWebサービスは普及しないの
か? システム開発の根底に横たわる重いテーマに敢えて踏み込んだ緊急提言を行う
(2003/11/20)
http://www.atmarkit.co.jp/fxml/tanpatsu/32proposal/01.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
●[@IT情報マネジメント 交流会]からのお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━
●
● 【満員御礼】@IT情報マネジメント交流セミナー
2003年12月2日に開催する「第1回 @IT情報マネジメント交流セミナー」への多数の
ご応募ありがとうございました。今回の募集は終了いたしましたが、交流セミナーは
今後、随時開催してまいりますので、参加できなかった方は、次回にぜひよろしくお
願いいたします。
また、交流セミナーのテーマや開催場所、日時などご要望がありましたら、どしどし
下記アドレスまでご意見をお寄せください。よろしくお願いいたします。
▼@IT情報マネジメント・メールアドレス
mailto:managemail@atmarkit.co.jp
交流セミナーの様子は、この欄や@IT情報マネジメントサイトでお伝えしてまいりま
す。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
(@IT情報マネジメント/編集担当:鈴木崇)
==■@ITメールマガジンについて----------------------------------------------
▼メールマガジンの停止・選択変更・確認、およびメールアドレスの変更はこちら
http://www.atmarkit.co.jp/servlets/mem_optin
本メールに記載された内容の著作権は、記事執筆者および株式会社アットマーク・ア
イティが有します。本メールの配布・転載等は自由に行っていただいてかまいません
が、その際に内容の改編等の行為は禁止します。本メールに記載された内容で不明点
・疑問点がありましたら、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
membership@atmarkit.co.jp (このメールやメンバー登録について)
managemail@atmarkit.co.jp (このメールマガジンの内容について)
sales@atmarkit.co.jp (広告について)
----------------------------------------------------------------------------
Copyright(C) 2003 株式会社アットマーク・アイティ
--------------------------------------------------------------------------==
|
|