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eMAPs:【A】利用状況>メールマガジン
メルマガの購読行動に関する調査
カレン(2002/7/29)
カレンは、アイブリッジと共同でメルマガの購読行動に関する調査結果を発表。ユーザーがメルマガに登録するきっかけは、「キャンペーン応募時に登録」が74.33%でトップ。続いて、「まぐまぐ等のWebで目的のものを検索」が30.87%、「Weeklyまぐまぐなどのメルマガ紹介メールを見て」が23.77%。購読しているメルマガは「生活情報」が53.5%、「エンターテインメント」が45.3%、「インターネット」が38.2%、「スポーツ・芸能」が38.0%

2002/8/8のピックアップ

メルマガの購読行動に関する調査
カレン(2002/7/29)


 
「ときどき読むメールマガジン」を読むきっかけは、“件名”

 カレンとアイブリッジは共同で、第三回Eメールマーケティング調査を実施し、結果を公表した。この調査はアイブリッジが運営するオプトインメールサービス「フルーツメール」利用者から抽出した3000人に対してアンケート形式で行われ、メールマガジンの登録と解除の理由や読者行動ついて尋ねたもの。調査の実施日は6月10日。

 必ず読むメールマガジンはあるかとの設問に対しては、「ある」が77.0%、「ない」が23.0%と意外に多い。さらに、ときどき読むメルマガが「ある」とした人は85%にのぼる。ネット上のアンケートである点を割り引いても、メールマガジンは広く浸透しているようだ。

必ず読むメルマガ、ときどき読むメルマガ(選択回答 n=3000) グラフ内数値は回答者数 [カレン]

 その「必ず読む理由」として挙げられているのが、「クーポンや景品などのメリットがある」(61.5%)、「内容が分かりやすい」(51.2%)、「新鮮でほかでは得られない情報がある」(34.9%)と、お得感と読みやすさがポイントになっているようだ。

必ず読む理由(複数回答可 n=2309) グラフ内数値は回答者数 [カレン]

 また、ときどき読むメルマガを実際に読むきっかけについて尋ねた項目では、「件名で興味をもって」が61.8%がトップ。カレンでも「メルマガの件名の重要性が指摘されてきたが、それを裏付ける」と指摘する。

ときどき(たまに)読む主なきっかけ(複数回答可 n=2552) グラフ内数値は回答者数 [カレン]

 興味深い調査が、読んでいないが解除もしていないメルマガに関するもの。「読まないメルマガは必ず解除する」という回答は22.8%に過ぎない。これは実際にメールマガジンを購読している人であれば、実体験としては理解できる結果だろう。逆にメールマガジンをマーケティングやプロモーションに利用しようとする側にとっては、この精読率をどのように上げていくかが課題となる。

まったく読んでいないが、解除もしていないメルマガは、購読しているメルマガのうちの何%か(選択回答 n=3000) [カレン]

 メルマガ解除のきっかけとしては、「思っていた内容と違っていた」を挙げた人が62.0%と最も多く、続いて「頻度やボリュームが多くて読みきれない」とする人が49.4%に上った。内容は当然としても、意外にも“読みきれない”から解除するというのは、“読まないが解除もしない”人が多いことと相反するようにも思われるが、「読むかもしれない」という可能性の差なのかもしれない。

メルマガを解除するきっかけ(複数回答可 n=3000) グラフ内数値は回答者数 [カレン]

メルマガの購読行動に関する調査

(編集局 鈴木崇)

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