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ステルス型ウイルス
ファイル実行時などにウイルス自体がメモリーに退避して、ウイルス対策ソフトなどの監視を逃れる技術。
ファイル感染型ではMS-DOSのシステムコールを監視することで、実行時にウイルスがファイルの実行を検知しメモリーに自身を退避させる、また実行が終了したときは再度メモリー上にあったウイルスコードをファイルに付着させる
という傍目にはウイルス感染に気付かれないようになっている。
ブートセクタに感染するタイプの場合は, 正規のブートセクターにあるコードに付着し、 起動時には 正規のブートセクタのコードを呼び出すように変化させる。これにより
起動時も正常に起動しているように見え、 またブートセクタを参照しても ウイルスコードではなく正規のブートセクタのコードを呼び出されるため 感染に気がつきにくい。
ウイルス対策ソフトの場合、 感染しそうなファイルをその都度開いてチェックする形式のため、ウイルス対策ソフトによって逆にウイルスをシステム内に広めさせる原因になったりもする。
最終的にはステルス型の巧妙な手段が影響し、ファイルが破壊されることがある。
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