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ストリーム暗号方式
ブロック暗号のように暗号化するファイルのデータをある一定量に区切って(ブロック化して)暗号化をするのではなく、暗号化するデータをそのまま、または長さを特定せずに暗号化してゆく方法のこと。
実際には1ビットまたは数ビット程度の小ブロックにした逐次変換をしているが、 ほとんどプログラム予約メモリーのサイズ内で実行されると考えてよい。
元々データをブロック化して暗号化したり、ブロック化されたデータを復号化や関連つけをするといった処理が不要なことから計算処理が高速であるという特徴がある。現在は元々ある高速性という利点に加えて、鍵データとなる擬似乱数の生成を改善し、カオス暗号の技術を導入するなど暗号アルゴリズムも強化されてきている。代表的なストリーム暗号としては
MULTI-01やC4Sなど。
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