米国子会社を設立したリアルコム、「プレゼンスを高める」
2006/3/24
ナレッジマネジメントの専業ベンダであるリアルコムは3月22日、米国の開発・販売拠点としてシリコンバレーに全額出資子会社、REALCOM TECHNOLOGYを設立したと発表した。販売やサポートのほかに次世代製品の企画開発も行う予定で、リアルコムでは「グローバル展開を担う」と位置付けている。
リアルコムによると同社の製品はこれまでに海外企業の数社から引き合いがあり、「日本国内のみならず海外でもニーズがある」と判断。米国に子会社を設立することにしたという。REALCOM TECHNOLOGYの設立は2月8日。カリフォルニア州マウンテンビューにオフィスを設立した。リアルコムの代表取締役社長 谷本肇氏が、米国子会社の代表を務める。
谷本氏は「IT、特にソフトウェア・ソリューションの分野では日本企業の存在感は非常に薄い」と指摘。米国子会社の設立で「リアルコム、そして日本企業のプレゼンスを高めていきたい」としている。
リアルコムのパッケージソフトウェア「REALCOM KnowledgeMarket」は国内で、東京三菱銀行やNEC、NTTソフトウェア、丸紅など80社以上が採用しているという。
(@IT 垣内郁栄)
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