ケージーティー、日本版SOX法対応支援の内部統制パッケージ製品を出荷開始
2006/3/28
ケージーティーは3月25日、日本版SOX法に対応する内部統制ソリューション「Ci-Tower(シーアイタワー)」を3月28日より出荷開始すると発表した。
同製品は、内部統制システム構築における業務とリスクの文書化・整備・運用を支援するもの。文書化のユーザーインターフェイスとしてMicrosoft Visio 2003やMicrosoft Excel 2003を採用し、全社レベルでの文書管理とモニタリングのためのデータベース、およびWebアプリケーションが疎結合が連携するシステムになっている。パソコン1台から導入でき、全社的連携にスケールアップできるなど、内部統制プロジェクトの計画に応じて段階的な導入も可能になっている。
文書化作業では、VisioとExcelの連携による同時双方向編集環境が提供され、業務フローとリスクコントロールの関連付けを行うことができる。Visio画面では専用リスクコントロール図形が用意され、Excel画面ではリスクとコントロールを割り付けするためのマトリクス生成用マクロが組み込まれている。
文書化された「業務記述書」「業務フロー図」「リスクコントロールマトリクス」はデータベースで統合管理し、これらを基にセルフアセスメント環境を実現、内部統制運用の評価システムとして機能する。
価格(税込み)は、「Ci-Tower BPM Desktop Ver.1.0」が5万2500円、「Ci-Tower BPM Server Ver.1.0」が315万円、同一企業グループ内での台数無制限ライセンス「Ci-Towerコーポレートライセンス」が525万円。同社では初年度の売上目標を2億5000万円としている。
[関連リンク]
ケイ・ジー・ティーの発表資料
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