大鵬薬品、広域イーサネットによる全国ネットワークを稼働

2006/5/25

 AT&Tグローバル・サービス(AT&T GNS)は5月24日、広域イーサネットで構築した大鵬薬品工業の82拠点を結ぶ全国ネットワークが4月から稼動を開始したと発表した。

 このネットワークはAT&T GNSが企画設計、構築、移行、運用管理をアウトソーシング・サービスとして提供しているもので、大鵬薬品では通信速度が大幅に増速、ネットワーク業務に関する業務が大幅に軽減可能となった。

 同ネットワークは、異なる通信事業者のネットワークによる完全冗長化構成となっており、ネットワーク監視や障害対応などの運用管理にはAT&TのiGEMSを採用、災害や障害発生時における影響を最小限に抑える設計になっている。導入に当たっては、入念な統合テストを実施し、計画どおりに全拠点の稼動を実現した。

 大鵬薬品では、医薬情報担当者(MR)を中心にAT&T GNSが提供するリモートアクセスも導入している。

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AT&Tグローバル・サービスの発表資料

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