日本郵船がIBMメインフレーム&Linuxで新会計システムを刷新
2006/6/17
日本IBMとIBMビジネスコンサルティング サービス(IBCS)は6月16日、日本郵船の新会計システムを構築したと発表した。
日本郵船は、昨年3月に発表した2005〜2007年に向けた中期経営戦略「New Horizon 2007」の中で「企業基盤の強化」を掲げ、その具体的な目標「情報を駆使した経営の実現」を実現するため、ITインフラと会計システムを刷新した。新会計システムは傭船料精算管理、燃料在庫管理、コンテナ管理などの業務を一元管理し、コンプライアンス向上、業務処理の時間短縮などを見込んでいる。
同システムにはIBMのメインフレーム「IBM eServer zSeries 990(z990)」とLinuxおよびSAPのERPパッケージが採用、z990のz/OS上データベースで基幹データを管理し、Linux上でSAPのERPパッケージを稼動している。ERPパッケージ導入にあたり、IBCS「バリューデリバリーセンター」が新システムの戦略策定から導入までを包括的に支援した。
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