関西電力グループ、勤怠・人事系届出をシェアードサービス化

2006/7/19

 関電システムソリューションズと日立システムアンドサービスは7月18日、関西電力グループ会社の勤怠・各種届出システムとして日立システムの従業員フロントソリューション「リシテア」が採用され、2006年4月より順次本稼動を開始したと発表した。

 関電オフィスワークと関電システムソリューションズは、関西電力グループ内での勤怠・各種届出をシェアードサービス化するためにシステムの導入を検討し、「複数会社の就業規則をカバーできる」「シェアードサービスを行う上での必要機能がパッケージ化されている」「利用者が使用方法を説明されるまでもなく利用可能」「追加での機能拡充が容易」「ライセンス体系が、シェアードサービスに適している」といった理由から、リシテアを採用した。

 「リシテア」は就業管理モジュール「リシテア Job」を中心として、工数管理「リシテア Cost」、旅費申請「リシテア Travel」、汎用ワークフロー「リシテア Flow」、人事系届出「リシテア Report」で構成される従業員フロントソリューション。これまでに500社以上の導入実績があり、最大5万0000名規模での導入もある。今回の導入では関電システムソリューションズがシステム開発・維持運営を行い、関電オフィスワークがシェアードサービスを取りまとめた。

 関電システムソリューションズと日立システムは、販売パートナー契約に基づき、関西電力グループ会社および一般企業への展開に向けて、さらに連携を強化するとしている。

[関連リンク]
日立システムアンドサービスの発表資料
関電システムソリューションズの発表資料

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