三菱東京UFJ銀行、お客さま相談部が音声認識システムを導入

2006/8/9

 アドバンスト・メディアは8月8日、同社の音声認識システム「AmiVoice」が三菱東京UFJ銀行のお客さまご相談部に採用されたと発表した。新システムは日本IBM社と連携して2006年8月からシステム構築に入り、2006年10月から稼働する予定。

 採用されたのは、「AmiVoice CallScriber」と「AmiVoice Assist」。AmiVoice CallScriberはコールセンターなどへの通話を録音、その音声をテキスト化するシステムで、顧客の声の分析やFAQへの自動反映などに利用できる。AmiVoice Assistは通話音声からキーワードを自動認識して検索するシステムで、オペレータの画面に必要な情報を即座に表示することを可能にする。

 同システムの導入により、三菱東京UFJ銀行ではコールセンターに寄せられた声を迅速に関係部署に伝達するとともに、これを分析して商品開発や事故防止策、コンプライアンスに役立てる。このほか「お客さまの声ハガキ」の自由記述欄の内容を文字入力する際にも活用するなど、業務の効率化も推進する。

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アドバンスト・メディアの発表資料
三菱東京UFJ銀行

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