ヨドバシカメラ、マスタデータ統合ツールを本格稼働

2006/9/12

 SAPジャパンは9月11日、ヨドバシカメラにおける製品情報検索エンジンとして、SAP NetWeaver MDM(Master Data Management)が本格稼動したと発表した。

 SAP NetWeaver MDMは、SAP NetWeaverプラットフォームの機能の1つで、複数の業務アプリケーションにおけるマスタデータの不整合や冗長・重複管理を防ぎ、マスタデータを統合・集約する。

 ヨドバシカメラは、同製品を「お客様サービスを拡充するツール」と位置付け、同社店舗に設置されたキオスク端末から特定商品を検索する際のエンジンとして採用。機能評価期間を含め、12カ月で稼動した。

 ヨドバシカメラは今後、MDMを中核としたシステムを製品情報を管理する中央レポジトリとして活用する予定。製品情報の作成・更新プロセスを一貫化することで、マスタデータ管理の生産性を向上し、顧客サービスをさらに充実させるとしている。

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SAPジャパンの発表資料
ヨドバシカメラ

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