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フジッコ、食のトレーサビリティを強化する新生産管理システムを導入

2007/8/21

　NEC、アビーム コンサルティングおよびSAPジャパンは8月21日、NECとアビームがSAPジャパンの基幹業務ソフトウェア「SAP ERP」を基盤として、惣菜製造大手フジッコの主力工場の新生産管理システムを構築したと発表した。同システムは6月より稼働している。

　新たに構築されたのはフジッコ 鳴尾生産事業部・西宮工場・和田山工場における生産管理システムで、生産管理業務を効率化してデータ精度を向上するとともに、食の安心・安全を実現するトレーサビリティ基盤の強化、現場の「見える化」による受注変動対応や原価低減にむけた意思決定を迅速化を実現する。

　新システムはフジッコ全社の経営改革の一環として実施されたもので、NECとアビームは2006年1月からプロジェクトに参画し、サプライチェーンの現行業務分析・課題抽出、新業務プロセスの設計、システム開発・構築、データ移行作業、導入研修などを行った。

　フジッコでは今後、他の5工場にも新生産管理システムを順次展開し、全社で購買・販売・物流などのプロセス改革を進めるとしている。

[関連リンク]
NECの発表資料
アビーム コンサルティングの発表資料
SAPジャパンの発表資料
フジッコ

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