東映、配給・販売・資産データを有効活用する分析ツールを全社展開
2007/12/19
ウイングアーク テクノロジーズは12月19日、同社のデータ活用ソリューション「Dr.Sum EA」が、東映の全社的データ分析環境として導入されたと発表した。
東映は1990年代後半に、クライアント/サーバで構築した基幹システム(配給収入システム、ビデオ販売管理システム、会計システム)に海外製のBIツールを導入し、ビデオの売上傾向分析に活用していた。しかし、データ抽出に時間がかかる、ライセンス料が高額なためにユーザーが限定されるなどの課題があったことから、同社では貴重なデータを各部門でも活用できるよう、2003年2月に「Dr.Sum Standard」を導入、任意の情報を必要に応じて確認できる環境を構築した。2005年には上位製品「Dr.Sum EA」へアップグレードし、教育映像販売管理や興行収入管理、配給収入管理、商品販売管理などに導入。現在では全国の支社や撮影所で約145ユーザーが日常的に利用している。
東映では、2008年6月に新たに構築する映像資産管理システムでも「Dr.Sum EA」を活用する予定で、今後も経営の効率化のための環境づくりを目指すとしている。
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