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丸善、多次元集計ツールを導入し業務データ分析システムを再構築

2007/8/21

　ウィングアーク テクノロジーズは8月21日、同社の多次元集計検索エンジン「Dr.Sum EA」およびポータル作成ツール「Dr.Sum EA Visualizer」が、丸善の業務データ分析システムに導入されたと発表した。

　書店・文具店を運営する丸善では、1997年にPOSシステムを導入、収集したデータを基にデータウェアハウスを構築・運営していた。しかし近年、POSレジを導入する店舗が増えるにしたがいデータが肥大化し、データ分析ツールの処理能力が追いつかなくなっていた。この課題を解決するために、丸善では業務データ分析システムの再構築を検討。処理スピードやコスト、操作性などを評価し、ウィングアークの「Dr.Sum EA」および「Dr.Sum EA Visualizer」の採用を決定した。

　丸善では「Dr.Sum EA」の導入により、日次の短期的なデータ集計だけでなく、在庫管理や予算管理など中期的なデータ集計・分析ができるようになり、多彩なデータ活用が可能になったという。また、「Dr.Sum EA」で集計したデータを「Dr.Sum EA Visualizer」でレポート化し、仕入先の出版社へ提供するサービスも実施しており、出版社との情報交換や商品調達がスムーズに行われるようになったという。

　丸善では現在、社内で約1000名が同システムを利用している。同社では今後もさらにデータ活用を推進し、店内に設置する書籍検索端末への展開も検討するとしている。

[関連リンク]
ウィングアーク テクノロジーズの発表資料
丸善

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