「IFRSタスクフォース」を組織
丸紅、IFRS移行作業を2013年3月期にも開始
2009/09/28
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丸紅は9月28日、IFRSに基づく財務諸表の公開を目指し、早ければ2013年3月期にも移行準備作業を始める方針を明らかにした。実際の適用時期は2012年に国内上場企業への強制適用を判断する金融庁や、米国証券取引委員会(SEC)など監督官庁の動向も注視しながら、見定めるとしている。
同社は6月下旬に経理部中心に「IFRSタスクフォース」を組織。常任で8人のメンバーが、現在の米国会計基準の財務諸表をIFRSベースに変更する場合の影響分析などを行っていて、基本的な分析は今期中に終える考え。
同社はその後、グループ企業を含めた会計処理の変更やITシステムの改修を計画しているが、IFRSを策定するIASB(国際会計基準審議会)と、米国会計基準を策定するFASB(米国財務会計審議会)は2011年6月を目標に両基準をコンバージェンス(収れん)させるMoU作業を行っていて、その結果にも注目している。
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