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日本IBMとIBCSが提供

IBMがIFRS対応支援を開始、最短2週間の評価サービスも

2009/11/26

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 日本IBMとIBM ビジネスコンサルティング サービス(IBCS)は11月26日、企業のIFRS対応を支援する包括的なサービスを提供すると発表した。IFRS対応に関して企業が検討すべき領域を6つに分け、影響範囲の分析から実行までを支援するという。

 IBMがこれまで支援した欧州企業では、IFRS対応の準備に2〜3年かけるケースが多かったという。対応コストのうち、会計システムなどのITに関するコストは全体の半分以下。コストの過半は、プロジェクト管理や経理規定・経営業務の変更など業務に関する内容だったという。

 IBMはITシステムだけでなく業務プロセス、組織改革までを含む包括的なソリューションを提供する。そのために企業が検討すべき領域として、「ビジネス・顧客」「製品・サービス」「組織・人材・教育」「ルール・基準」「業務・プロセス」「IT・インフラ」の6つを定義した。

 今回発表した提供サービスは2つだ。1つは「初期評価・基本構想サービス」。上記の6つの領域を中心に、IFRSを適用した場合の影響分析を行う。IFRS対応のための課題を抽出し、その解決方法を提示し、検証する。期間は約2〜3カ月という。さらにその結果を受けて、業務システムの設計や開発、移行、会計ルールの変更なども支援する。

 もう1つは「クイック初期評価サービス」。2〜4週間でIFRS適用の影響範囲を分析し、対応が必要な領域や、課題解決に必要な時間などを割り出すという。

(IFRSフォーラム 垣内郁栄)

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