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ワークスアプリケーションズがパッチ配布

「資産除去債務」対応機能を無償提供、COMPANY向け

2010/01/28

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 ワークスアプリケーションズは1月27日、ERPパッケージ「COMPANY」を「資産除去債務に関する会計基準」に対応させるパッチを無償で提供すると発表した。COMPANYの資産管理システム「COMPANY Assets Management」に対して資産除去債務の対応機能を追加できる。

 資産除去債務に関する会計基準は2010年4月以降、上場企業に義務付けられるコンバージェンス項目の1つ(参考記事:4ステップで進める資産除去債務への対応)。負債計上や減価償却などの会計処理に影響があり、「各企業における資産管理システムでの機能追加や変更が求められる」(ワークスアプリケーションズ)。

 COMPANYのユーザーは、COMPANY Assets Managementに対してパッチを当てることで、資産除去債務の管理業務で必要になる固定資産の解体や撤去に関する費用、貸借不動産の原状回復費などの管理が可能になる。COMPANY Assets Managementは固定資産管理やリース資産管理の機能を持つ。

 COMPANY Assets Management向けの資産除去債務対応パッチは同製品の最新バージョンだけでなく、保守サポート中の全バージョンで適用できるという。

(IFRSフォーラム 垣内郁栄)

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