連結会計システムのユーザーに情報提供
TKCがIFRS推進室、「不安感を抱く経理担当者」を支援
2010/01/28
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TKCは1月28日、ユーザー企業のIFRS(国際財務報告基準、国際会計基準)対応を支援する「IFRS推進室」を1月1日付で設けたと発表した。ユーザー企業が安心してIFRS対応を進められるように情報収集や情報発信を行うという。
同社製品の「TKC 連結会計システム(eCA-DRIVER)」のユーザー企業に対して情報提供などを行う。IFRSは2011年6月末までに米国会計基準とのコンバージェンスを予定していて、今後も内容が変更される見通し(参考記事:米国会計基準の影響で変化を遂げるIFRS)。TKCはこのため「いつまでに何をすべきか情報が混乱し、適用に向けて不安感を抱く経理担当者も少なくない」と指摘している。
IFRS支援室は最新情報の収集や発信のほかに、eCA-DRIVERのユーザーに対する具体的な支援策を企画する。eCA-DRIVERはIFRSと日本の会計基準とのコンバージェンスに合わせて開発を続けていて、IFRSのアドプションにも対応し、必要な機能を追加する計画。コンバージェンス対応、アドプション対応は原則として保守料の範囲で対応するという。
TKCによるとeCA-DRIVERの導入企業は1月現在で360社。
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