Windowsアプリケーション、Webアプリケーションにも対応
SAPの利用状況を詳細分析し教育に活用、RWDが新ソフト
2010/02/10
PR
RWDテクノロジーズジャパンは2月9日、社員のソフトウェアの使用状況を分析し、トレーニングなどに生かすことができるソフトウェア製品「RWD uBenchmark」を出荷開始すると発表した。SAPアプリケーションについてはトランザクションごとにモニタリングできる。使われていないソフトウェアの抽出などコスト管理にも利用できるという。
uBenchmarkは社員のクライアントPCにインストールすることで、どの社員がどのアプリケーションを起動し、どれだけ使ったかをモニタリングできる。SAPアプリケーションと、そのほかのWindowsアプリケーション、Internet ExplorerやFirefoxで動くWebアプリケーションを解析可能。
モニタリング結果はサーバに蓄積され、アプリケーションを利用したユーザー数や起動回数、利用時間など複数の観点からレポートできる。特定ユーザーの特定アプリケーションの利用画面を録画・再生する機能もあり、ヘルプデスクなどに生かすこともできる。アプリケーションやユーザーをグループ分けし、タグを付けて管理することも可能。
同社の代表取締役社長 吹田順一郎氏は、uBenchmarkを使うことで企業は「教育投資、情報化投資を最適化できる」と説明する。導入しても利用されていないアプリケーションが分かり、そのアプリケーションを利用させるにはどのようなトレーニングが必要かが分析で判明する。また、アプリケーションを使いこなすユーザーの使用状況を把握し、ほかのユーザーと共有することも可能だ。使われていないアプリケーションを抽出し、不要なライセンス費用の削減にもつなげることができる。
価格はWindowsアプリケーションやWebアプリケーション、SAPアプリケーションをモニタリングする場合で、1ユーザー当たり1万7000円。WindowsアプリケーションとWebアプリケーションをモニタリングする場合は1ユーザー9000円、Windowsアプリケーションのみのモニタリングは1ユーザー当たり5000円だ。RWDは最低販売価格として1社当たり140万円を設定している。年間保守料金は販売価格の17%。同社は新しい販売パートナーも獲得し、年間100社以上の獲得を目指す。
関連リンク
情報をお寄せください: