Oracle HyperionとIFRS対応機能を組み合わせる
IFRS対応連結テンプレート、オラクルとアクセンチュアが開発
2010/02/22
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アクセンチュアと日本オラクルは2月22日、国内企業向けの「IFRS対応連結テンプレート」を開発したと発表した。オラクルの連結会計ソリューションとアクセンチュアのIFRSに関するノウハウやドキュメント、機能を組み合わせて提供する。
テンプレートは、アクセンチュアとオラクルが共同で開設した「アクセンチュア オラクル・イノベーション・センター」(参考記事)で開発した。
オラクルの連結経営アプリケーション「Oracle Hyperion Financial Management」(HFM)と、会計システムを連携させる「Oracle Hyperion Financial Data Quality Management」(FDM)で構成する。HFMは連結会計を行う製品で、FDMはオラクルのERPパッケージ「Oracle E-Business Suite」や、オラクル以外のERPから連結財務情報を取得する。
アクセンチュアはこれらのオラクル製品に、自社のソリューションを組み合わせる。具体的にはIFRS対応で必要となる組替仕訳のひな形やIFRSに準じた勘定科目、データチェック機能、連結修正仕訳自動生成機能、財務諸表のひな形など。これらを利用することでIFRS対応の期間を短縮し、コストも下げられるという。
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