2010年版EDINETタクソノミが正式決定
包括利益対応のXBRLデータ作成法を公表、金融庁
2010/03/11
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金融庁は3月11日、2010年版のEDINETタクソノミを正式決定し、公表した。包括利益表示など最新の会計基準に対応。包括利益表示を適用する場合のXBRLデータの作成方法(案)も公表した。
2010年版のEDINETタクソノミは1月25日に案が公表され、コメントを募集していた(参考記事:EDINETも包括利益に対応へ、金融庁が対応タクソノミ公表)。金融庁によると10件のコメントがあったという。2010年版EDINETタクソノミは有価証券報告書については2010年3月31日以降に終了する事業年度から適用する。
また、金融庁は包括利益表示に対応したXBRLデータの作成方法も案として公表した。当期純利益を計算する損益計算書と包括利益計算書の「2計算書方式」の場合は、包括利益計算書をXBRLとHTMLの両方で作成し、提出する(損益計算書はXBRL)。当期純利益の計算と包括利益の計算を1つの計算書で表示する「1計算書方式」(損益及び包括利益計算書)の場合は、XBRLで提出する。
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