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資本連結、過年度遡及修正に対応

「STRAVIS」に最新版、コンバージェンス対応強化

2010/03/18

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 電通国際情報サービス(ISID)は3月18日、連結会計パッケージ「STRAVIS」の最新版「STRAVIS Ver.4.0」を3月19日に提供開始すると発表した。東京合意に基づく会計コンバージェンスに対応するという。

 最新版は、資本連結や過年度遡及修正対応の機能を強化した。資本連結では外貨建のれんの換算や負ののれんの一括償却、公正価値評価などの機能を追加。データ検証機能も強化し、企業のコンバージェンス対応を支援するという。

 価格は1ライセンス600万円から。ISIDは2010年度に60社の導入を目指す。STRAVISは日本企業の約370グループが採用している。

 同社は2009年9月にSTRAVISの開発ロードマップを公表した。Ver.4.0以降のバージョンアップでは、日本基準とIFRSの財務諸表に対応し、両基準で連結財務諸表を作成、出力できるようにする計画。2011年度にはIFRSの早期適用を可能にするバージョンを出荷する考えだ。

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(IFRSフォーラム 垣内郁栄)

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