全3回でIFRSの基本を学べる
情報収集ノウハウも解説、クレタ・アソシエイツがIFRSコース
2010/03/23
PR
会計とITマネジメントのプロフェッショナルサービスを提供するクレタ・アソシエイツは3月23日、IFRSの基礎を学ぶことができるトレーニングコースを4月に開講すると発表した。改訂の頻度が高く「ムービング・ターゲット」と呼ばれるIFRSの最新情報を、インターネットで収集するノウハウについても解説する。
トレーニングコースは財務経理部門の担当者、マネジメント層のほか公認会計士や税理士、コンサルタントも対象とする。全3回のコースで、第1回ではIFRSの概念フレームワークのほか、財務諸表の表示(IAS1号)やキャッシュフロー計算書(IAS7号)などを取り上げる。第2回では期末財政状態計算書をテーマに、棚卸資産(IAS2号)、有形固定資産(IAS16号)などについて講義。第3回では包括利益計算書を取り上げ、収益認識(IAS18号)、IFRS3号(企業結合)などについて解説する。
使用教材は英語と日本語の併用。IFRSと日本基準との違いを中心にポイントを絞り解説する。また、インターネットでIFRSの最新情報を収集する方法についても解説。トレーニング参加者にはIFRSの改訂状況やアップデートについてアラートメールを配信する予定だ。
コースは各回とも5万2500円。1回のみの参加も可能。3回まとめて申し込む場合は、キャンペーン価格として12万6000円で受講できる。
クレタ・アソシエイツではIFRSについて「日本の会計基準と異なる点が多く、考え方の枠組みを理解する必要がある」「IFRSの基準文書は原則として英語で改訂スピードも速く、翻訳を待っていると情報に遅れてしまう」「原則主義のIFRSは原典の読み込みと会計解釈がより求められる」などと指摘。「速いスピードで進化していくIFRSに追随するスキルを身に付けることが急務」と説明している。
関連リンク
情報をお寄せください: