ニューヨーク証取への上場準備資料
三井住友フィナンシャルグループ、IFRSの決算書公表
2010/10/22
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三井住友フィナンシャルグループは10月21日、IFRS(国際財務報告基準、国際会計基準)に基づく決算書をニューヨーク証券取引所への上場準備資料として公表した。
同社はニューヨーク証券取引所への上場準備を進めており、10月20日に上場のための登録届出書を米国証券取引委員会(SEC)に提出した。SECは米国内の外国企業に対して米国会計基準のほか、IFRSでも財務資料の提出を認めている。
Webサイトでは参考として、IFRSの連結財政状態計算書、連結損益計算書、連結包括利益計算書を公表した。それぞれ2009年3月期と2010年3月期。また、日本基準とIFRSの資本、当期純利益について内訳表を公表した。2010年3月期のIFRSによる当期純利益は6467億円なのに対して、日本基準では3792億円(少数株主利益1077億円を含めている)。
決算書ではIFRSを適用するうえで考慮した連結の範囲やヘッジ会計、デリバティブ、投資有価証券などについても考え方を記している。SECに提出した登録届出書はSECの電子開示システム「EDGAR」で確認できる。
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