「消えちゃったデータ、戻せませんか?」に応える安心感とスピードを兼ね備えた
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RAID構成を採用しているサーバはもちろん、パソコンの内蔵HDDやUSBメモリにいたるまでさまざまな場所に散在するデータは、常に、故障や人為的ミスなどによる消失のリスクにさらされている。万が一大事なデータが消えてしまったら――そんなときに頼りになるのが、データレスキューセンターのデータ復旧サービスだ。 |
大事なデータが消えた! そんなときに頼れる復旧サービス |
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電子データは増加の一途をたどっているが、数台のファイルサーバや各個人が利用しているクライアントPCに重要なデータを保存している企業も少なくない。ディスク障害や人為的ミスによりデータを消失させてしまう危険性は常にあり、電子データの消失は企業にとって非常に大きなリスクになっている。
もちろん、データのバックアップなどを行い、万が一の事態に備えているはずではあるが、すべてのデータをリアルタイムにバックアップすることは現時点では難しく、オペレーションミスで消失させてしまうといったケースも存在する。そういったトラブル時に必要とされるのが、データ復旧と呼ばれるサービスだ。
日本でトップクラスのシェアと実績を誇るデータレスキューセンターを運営するアラジンは、複数の大手企業から高い評価を受けており、パナソニックネットワークマーケティングと契約するなど、低価格で高品質なデータ復旧サービスを提供している。
その具体的なサービスの内容を、データレスキューセンター 技術担当リーダー 小形孝広氏に聞いた。
ほぼすべての記録メディアに対応 |
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データレスキューセンター 技術担当リーダー 小形孝広氏 |
──具体的にどういった機器からのデータ復旧を提供しているのでしょうか?
パソコンの内蔵HDD、外付けHDD、NASやサーバなどのRAID構成のHDD、DVD、USBメモリなど、パソコンで利用可能な記録メディアにはほぼすべて対応しています。ハードディスクに代表されるように、記録メディアは低価格化と容量の増大が年々進んでいて、仕事だけでなく日常生活でもデジタルデータを利用する機会が増えていますので、最近ではデジカメのメモリカードやHDDビデオカメラからのデータ復旧依頼も珍しくありません。
──どういった障害があるのでしょうか?
障害の内容は大きく論理障害と物理障害に分かれます。論理障害は、データの誤削除やフォーマット、ファイル構造情報の破損など、記録メディア内に保存されている情報が損傷している障害になります。物理障害は、メディア自体が正常に動作、認識しない状態で、経年劣化や落下・水没・火災などにより機械的に故障している障害が該当します。
──どのような状態でもデータ復旧できるのでしょうか?
残念ながら100%データ復旧可能なケースばかりではありません。例えば、削除されたデータの復旧を行う場合は、データの構造情報を修復し回収することになりますが、削除後もメディアの利用を続けている場合などは、以前のデータが保存されていた部分が上書きされ、一部しか復旧できない場合やまったく復旧できない場合もあります。また、ハードディスクの物理障害の例では、ディスクの表面が削り取られてしまっているケースもあり、当然その部分からはデータ復旧が不可能という結果になります。
──複数のハードディスクで冗長化しているRAID構成のサーバからもデータ復旧依頼があるのですか?
RAID構成のサーバは大丈夫と思われている方は多いかもしれませんが、データ復旧の依頼は少なくありません。例えばRAID5構成のHDDは、1台のHDDが壊れても使い続けることができます。故障した時点で適切な処置をすれば、データを保持したままHDDの交換が可能ですが、HDDが壊れていることに気付かずに運用を続け、ほかのHDDも壊れてしまったというケースが多く見受けられます。また、HDD交換後のリビルド時に障害が発生することも多いので、RAID構成のサーバでもデータのバックアップを取ることは必要です。
──ハードディスクの物理障害にはどのように対応しているのでしょうか?
通常の方法では認識できないリードエラーなどの障害であっても、専用装置でディスクを読み取り、論理的な修復処置を施すことでデータ復旧が可能です。ハードディスク内部のヘッドなどに障害が発生している場合は、クリーンな環境下で調整や交換などを行い、ディスクにアクセスできる状態にします。その後、ディスクのイメージファイルを取得し、イメージ化したファイルに対して解析、修復作業を施してデータ復旧を試みます。
「やってみないと分からない」ではない安心感 |
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では、競合他社に見られないデータレスキューセンターの特徴とは何なのか。データレスキューセンター 進行管理担当 副センター長 八木隆氏にデータレスキューセンターの特徴について尋ねた。
データレスキューセンター 進行管理担当 副センター長 八木隆氏 |
──データ復旧を提供している企業は多数ありますが、他社との違いは何でしょうか?
データレスキューセンターの最も大きな特徴は、低価格な料金体系、そして調査結果報告時に、見積書だけでなくデータ復旧が可能なリストも一緒に提示させていただくことで、復旧可能なデータの一覧とかかる費用を確認した上で、データ復旧の作業を行うかどうかを判断できる点にあります。
軽度な論理障害の場合にデータ復旧が可能なリストの提供を行う会社はありますが、重度の物理障害の場合に、フォルダやファイル名、データ容量を記載したデータ復旧可能なリストを提供し、お客様が納得した上で、復旧されるかキャンセルされるかご判断いただけるサービスを提供している企業は日本でも数社に限られます。そのため、希望データが復旧できるかどうかはやってみないと分からない、調査依頼後はキャンセルできませんよというレベルのサービスとは大きな違いがあります。
また、年末年始を除く年中無休で朝8時から夜25時までデータ復旧の調査、作業を行っていますので、媒体到着後48時間以内、最短6時間以内に調査結果を報告することが可能ですので、スピードにも自信があります。
弊社は福岡にありますが、東京など関東の企業様をはじめ、法人、個人を問わず日本全国から多くのご依頼をいただいています。例えば、金曜日に東京のお客様がご依頼される場合、翌日午前着指定の宅配便でお送りいただければ、土曜日の午前中には弊社に到着しますので、初期調査結果を日曜に報告し、データ復旧可能なリストと見積書をご確認いただいた上でデータ復旧作業のご指示をいただければ、当日作業を完了させて、月曜10時にお客様のところに到着するように発送することもよくあります。
──データを失わないようにするためのアドバイスはありますか?
弊社の統計ではハードディスクの故障率は年々低下しており信頼性は上がっていますが、いつかは必ず壊れます。またUSBメモリやSDカードなど、可搬性のあるメディアは紛失、破損する可能性も高いですので、データの管理体制、バックアップの運用体制を構築し、重要なデータは最低限でも二重化しておくことが必要です。また、バックアップ先のメディア自体が破損していたという事例も少なからずありますので、バックアップデータが正常に使用できるかどうか、定期的に確認することも必要です。これは、避難訓練のようなものですね。
また、今年2月1日にお客様に安心してデータ復旧のサービスをご利用いただける環境を整備していくことを目的として、弊社を含めたデータ復旧企業5社により日本データ復旧協会を設立しました。万が一データ復旧が必要になった場合は、なるべく早い段階で、弊社をはじめとするデータ復旧サービスの窓口にご相談いただくことをお勧めします。これまでの経験上、お客様ご自身で何とかされようと、障害発生後に行ったさまざまな操作によって障害が悪化し、データ復旧が困難になってしまうケースも多いからです。
土日祝日も朝8時から夜25時まで二交代制のシフトでデータ復旧作業を行っているデータレスキューセンター。プライバシーマーク、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際認証基準であるISO 27001の認証も取得するなど、情報セキュリティ対策にも力を入れている。
データ復旧を依頼する前にあらかじめ希望データの有無が確認できないとハイリスクな賭けになってしまうので、事前にデータ復旧可能なリストが提示されるのはありがたい。フリーダイヤル、ホームページからの相談は無料なので、データ復旧が必要になった場合は、まずはデータレスキューセンターに相談してみてはいかがだろうか?
関連リンク |
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提供:株式会社アラジン
アイティメディア営業企画
制作:@IT 編集部
掲載内容有効期限:2010年06月16日