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ホスティングとハウジングのメリットが融合〜at+linkの新コロケーションサービスで |
さまざまな企業のシステムやサーバの管理者と話をすると、彼らが決まって口にするのは、「可視化されない」部分のインフラコストに対する悩みだ。導入コンペを実施し綿密に検討を行ったにもかかわらず、いざ運用をはじめてみると、レンタルサーバ事業者やSIerの価格表からは見えてこない、トラブル対応などの“隠れた”運用コストが追加で発生するというのだ。インフラ選択の難しさを痛感していると、みな口をそろえる。 そんな中、専用ホスティングの分野で業界トップクラスの8600台超という稼働実績を持つat+linkが、ホスティングとハウジングの中間に位置する、これまでにないコロケーションサービスを立ち上げたという話を聞きつけた。システム・サーバ管理者の悩みを解決する手立てとなるかもしれない、という期待を抱きつつ話を聞いた。 |
表面的な価格表の比較だけでは見えてこない、 隠れたインフラコストとどう向き合うのか |
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「at+linkコロケーションサービス」と名付けられたこの新サービスを端的に表現すると「ホスティングとハウジングが持つメリットを合体させたもの」なのだという。通常のハウジングサービス同様、回線とラックのみの契約(ベーシックなサポートはついている)だけでなく、トラブル対応などのサポートをオプションで追加できる点が大きな特徴だ。
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at+linkコロケーションサービス サービスの仕組み |
ただ、サポートオプション付きのハウジングサービスはほかにも存在する。何が違うのだろうか。「サポートのレベルを選べるようにしたことで、安価な料金でユーザーのニーズにきめ細かく対応可能」(リンクの中島弘基氏)な点が新しいという。確かに、一般的なハウジングサービスでは、電源のオフ・オン程度なら標準でサポートしてくれるものの、それ以上の対応を求めると、範囲を限定した個々のメニューを積み上げ式でチョイスする形式が多く、結果的に高いサポート料金を請求される場合もある。
事業者によっては、サポート業務を外部SIerに依嘱しているケースもあり、トラブル対応などでサポート料金の上昇化を招いている部分でもある。冒頭に述べたシステムやサーバの管理者が共通で抱える悩みの根源はこのあたりにあるのかもしれない。
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リンク 中島弘基氏 |
しかし、企業が抱える悩みの向こう側には、ニーズがあり、ビジネスチャンスが存在する。同社が「at+linkコロケーションサービス」を開始したのは、そのような声に応えるためだ。特に、最近の多様化するニーズのなかには、「これまで当サービスが行ってきたフルサポート型の専用ホスティングサービスでは、どうしてもオーバースペックとなってしまうライトなリクエストが多くなってきており、そのような案件が受注できていなかった」(中島氏)と語る。
ユーザーが求めるサービス (サポート) の範囲は、ユーザーの持つ体制や能力によって大きく異なる。at+link コロケーションサービスでは、主たるターゲットを技術能力の高い中小企業に置いてサービス設計を行った。多くのIT系のベンチャー企業は、サービスの開発・運用体制を社内に持ち、ビジネスのスピード感が維持できることを最優先に置いている。
そんな彼らがもつサーバアウトソース先へのリクエストとは、「対応能力はあるが薄いという体制を補完しうるサービスである」と中島氏は言う。具体的には、夜間・休日はもちろん、営業時間内であっても、技術担当者がデータセンタへ行く機会をできるだけ少なくするための作業代行がユーザーからの指示によってフレキシブルに行えるサービスなのだという。
at+linkはここに市場が存在するとにらんだ。“素”のハウジングでは運用・管理体制や可視化されない部分でのトラブル対応コストへの不安があるが、さりとてマネージドホスティングレベルのサービスまでは不要、というユーザーニーズだ。実際、at+linkに寄せられる声の中には、「コスト削減のために、ホスティングレベルのサポートは不要だが、ハウジングで大丈夫なのかというものもある」(中島氏)という。つまり、ベーシックな部分ではコスト削減のためにハウジングのようなシンプルなサービスを望むが、かといって夜間・休日のトラブル対応などの“大変な”部分は業者に外注し、ハウジングとホスティング両方のメリットを享受したい、というわけだ。「at+linkコロケーションサービスは、そのような市場のニーズを敏感に拾い上げた結果生まれたもの」(中島氏)という。
その「at+linkコロケーションサービス」だが、後述するホスティング事業のサポート体制をベースとした、きめ細かなサポートレベルを提供することで、ユーザー企業が、自社にとって必要な部分だけを、“つまみ食い”できるような新しいスタイルのコロケーションサービスとして誕生した。しかも、それが、従来型のハウジングサービスが提供するサービスよりも、低価格で実現している点に驚きを禁じ得ない。
8600台を超えるホスティングの手厚いサポートのリソースを活用 | ||
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では、ほかのハウジングサービスでは、高額になりがちなサポートオプションが、なぜ「at+linkコロケーションサービス」では、リーズナブルに提供できるのだろうか。それに関して中島氏は、「8600台を超えるホスティングサービスで提供しているサポートのリソースをそのまま生かし、その延長線上で行うから可能になった」と力説する。
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ホスティングサービスで稼働中のサーバの数は8600台を超える |
そういえば、同社には、専用ホスティングである「at+link専用サーバサービス」の中で12年間、首尾一貫して「手厚いサポート」を掲げ、ユーザーの信頼を勝ち得てきた実績がある。そのような経験に裏打ちされた体制があるからこそ「ハウジングでコストも下げたいが、必要なサポートだけは安価に受けたい」という、一見相反するニーズに対応できるのだろう。
ただし、いくらユーザー企業のニーズをくみ取った新サービスと言っても、基本となる“素”のハウジングの料金が高ければその魅力も半減する。しかし、「at+linkコロケーションサービス」では、10Mbpsの帯域保証で月額70,000円(税込)を実現しており、「業界最安値(注1)を実現した」(中島氏)と胸を張る。また、「100Mbpsの回線も業界2位を実現」(中島氏)と、一部メニューだけでなく、サービス全体でリーズナブルな料金を設定し、小規模から大規模まで、あらゆるスケールニーズにも安価に対応している。
*(注1)インプレスビジネスメディア『データセンター完全ガイド2009年夏号』より
また、at+link自体がPCメーカーとの協業(注2)であり、オリジナルマシンを用意できる点も今回の新サービスの特徴を際だたせている。通常のハウジングサービスであれば、別途、自社あるいはSIerなどでサーバやネットワーク機器を調達する必要があるが、「OSの用意から、マシンの調達、設置、運用開始、そしてトラブル発生時の対応までワンストップでサポートする」(中島氏)体制を整えている。そのため、ハードウェアの故障時も、「データセンタに常駐するスタッフが30分以内に復旧作業を開始することが可能」(中島氏)だという。外部のPCメーカーからマシンを自主調達した場合、トラブル発生時にこのような迅速(じんそく)な対応は望めないだろう。また、「要望があれば、オンデマンドでの対応もさせてもらう。マシンの再起動だけでなく、ログインしてコマンドラインで作業を行い、その結果を電話などで報告するところまで可能」(中島氏)と、その対応のきめ細やかさを語る。
*(注2)at+linkは、富山のPCメーカー「エーティーワークス」と東京の広告制作会社「リンク」との協業
従って、この新サービスのユーザー企業は、業界トップクラスの低料金で、従来型のハウジングサービス同様、ラックと回線のみを契約し自社調達サーバを持ち込むベーシックな契約から、マシン調達やサポートなどを付加する契約まで、運用体制や予算に応じた形で自由に選ぶことが可能となっている。まさに、「ホスティングとハウジングの美味しい部分だけを合体させたもの」という言葉がピタリと当てはまるサービスが「at+linkコロケーションサービス」なのだ。
このように、at+linkでは、ハウジングとホスティングのいいとこ取りをした「at+linkコロケーションサービス」、ホスティングサービスである「at+link専用サーバサービス」と、多様化するニーズに柔軟に対応する体制が整った。1996年のサービス開始以来、ユーザーや市場の動向を敏感にくみ取りながら事業を継続してきた同社だけに、今後もこの姿勢を保ち続けて、あらゆる企業の、サーバ周りの悩みに応えてくれる存在であり続けることであろう。
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制作:@IT 編集部
掲載内容有効期限:2009年8月14日
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