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| ああ、参ったなあ。どうやってBC対策を実現すればいいんだろう…… | ||
――金曜の夜。株式会社凸凹のオフィスからこんなぼやきが聞こえてきた。声の主は、この会社でPCやサーバの管理に携わっている駒田君だ。彼が頭を悩ませているワケは、昼間、上司の神山さんと交わしたこんな会話が原因だ。
| もし、この前の地震のような災害が起きた場合、うちのサーバってどのくらいで復旧できるんだい? 営業管理情報や売り上げ情報、全部あれに入っているんだよな? | ||
| 一応、部署単位でファイルサーバのバックアップは自動的に取るようにしています。ですから、代替機を用意してもらって、データを戻して……そうですね、障害であれば1週間くらい見ておけばいいと思います。ただし、地震や火災でバックアップデータも一緒に破損してしまったら復旧はできないですね。 | ||
| 復旧できない?! うーん、それは厳しいな。実はさっき社内会議で営業部長と社長から話があったんだ。会社として災害時の復旧手順を定めて、BCPに取り組むって。うちの取引先のQ社ね、あそこがサプライチェーン全体にまたがるBC対策に取り組んでいて、うちもちゃんと対応しないと今後の取引ができないっていうんだよ。いい機会だから、ファイルサーバについてもしっかりしたBC対策を取りたいんだ。 | ||
| うーん、分かりました。で、やるからにはそれなりの予算があるんですよね? | ||
| そこを何とか収めるのが君の仕事だよ! できれば来月までに、頼んだぞ。 | ||
| (えーっ! 無茶振りだあ) | ||
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――そんなこんなで残業し、情報収集にいそしむ駒田君。しかし、Webを見て回れば回るほど悩みは深まるばかりだ。
| ふむ、どうやらITのBC対策の基本は、遠隔地にバックアップデータを置いておくことなんだな。たとえバックアップしていても、同じオフィスに置いておいたら、地震や火事が起こったときにすべて失われてしまうもんな。遠隔地というと……富山の支店かな。といっても、そこまでどうやってバックアップデータを持っていけばいいんだろう? | ||
さらに情報を探す駒田君。
| 「BCP」で検索すればいろんな製品が出てくるけれど、いったいどれを選べばいいのやら。値段も高いし……それに、ほかの業務もあるからあまり手間は掛けられない。僕以外の人でも簡単に操作できて、できれば自動でバックアップしてくれないと。ああ、何とか車検みたいに、全部コミコミでやってもらえる方法はないかなあ。しかも安く……。 | ||
悩める駒田君の頭に浮かんだのが、富士通マーケティングの藤さんの顔です。以前凸凹社では、ファイルサーバのディスクが故障し、営業関連のデータが消えて大騒ぎになったことがありました。その再発防止策として藤さんが提案してくれたのが、現在のバックアップシステムである、イメージバックアップソフト「CA ARCserve D2D」とNASを組み合わせたものでした。
そうだ、藤さんの知恵を借りてみよう! さっそく来週にも電話しなきゃ。 |
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◆ ◇ ◆
| こんにちは、富士通マーケティングの藤です。ファイルサーバのバックアップ、問題なく運用できているようで何よりですね。今日はBC対策でお困りとか……。 | ||
| ええ。うちのような中小企業でも、安く簡単にBC対策を実現できる方法を探しているんです。 | ||
| いまお使いいただいているバックアップをステップアップさせる、「簡単バックアップ&BCソリューション」はいかがでしょう? イメージバックアップソフトの「CA ARCserve D2D」と遠隔地へのデータ転送ソフト「CA ARCserve Replication」、それにバックアップ先となるNASをまとめて、私どもの導入サービスと一緒に提供するお手軽ソリューションです。お使いのバックアップソフトと同じ操作感ですから、戸惑うことなくご利用いただけると思います。 | ||
| あ、ちょっと待って待って。僕も調べてみたんですが、そもそもBCPを実現するには、本社の他に、遠隔オフィスも必要なんですか? うちには富山の支店があるけど、NASを管理してくれる人は誰もいないから不安なんですが……。 | ||
| 安心してください。支店の方に操作いただくことはほとんどありません。もし心配でしたら、私どものデータセンターを転送先にしていただくこともできますよ。最近流行の言葉でいえば、プライベートクラウドとしてご活用いただけます。 | ||
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| ネットで調べてみると、バックアップデータをテープに保存して、遠隔地に輸送するケースも多いようですけど。 |
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| 確かに、そういうお客さまもいらっしゃいます。でも、テープにバックアップを取って定期的にそれを配送するとなると、支店にテープを管理される方もいらっしゃらないですし、ランニングコストも含めてけっこうなご負担になると思うんです。その点、簡単バックアップ&BCソリューションでは、WANを介して、バックアップしたデータをARCserve Replicationが自動的に遠隔地に保存してくれます。いったん導入すれば、あとは任せておけば、バックアップデータが取れている仕組みです。テープを輸送するのに比べて人手がかからず楽ですし、輸送コストも削減できますよ。 | ||
| それは助かるなあ。でも、営業が使っている資料の中には、けっこう重たいファイルもあるんです。大きなファイルを送るためだけに、高い回線を契約するわけにもいかないし……。 |
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| 簡単バックアップ&BCソリューションをお勧めする理由は、そこにもあるんです。まず、バックアップを担っているARCserve D2Dには「継続増分バックアップ」という便利な機能があるんですよ。最初の1回だけフルバックアップを作成していただき、その後は、変更があった個所だけ、つまり「増分」だけを保存します。ですからディスクに優しい仕様になっているんです。ARCserve Replicationが転送するのはこの変更分だけですから、回線の負荷は驚くほど少なくて済みますよ。それに、ARCserve Replicationにはアセスメント機能もありますから、回線にどれくらいの帯域が必要か、事前にシミュレーションすることもできます。 | ||
データのバックアップに関して、いつも管理者の頭を悩ませる問題がディスク容量だ。この課題を解決する技術が、CA ARCserve D2Dが搭載している「I2テクノロジ」。増分バックアップを行う際に、フルバックアップと最も古い増分バックアップを自動マージする仕組みだ。定期的なフルバックアップを行う必要がなくなり、ディスク消費量をぐっと抑えることができる。「ある日突然、ディスクがいっぱいになってパニック!」なんてことはなくなる。 |

| なるほど、何とかなりそうな気がしてきました。ただ、うちは専門家がいるわけじゃないので、誰でも使えないと。いざというとき、肝心のデータの復旧手順が分からない、なんてことになっても困るし……。 |
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| そこはご安心ください。私ども自身の経験や検証結果を反映して、安心してお使いいただける内容をセット化しているんです。導入部分は私どもがサポートしますし、いったん運用を始めてからは、特別な作業は必要ありません。それから、もし災害などが発生して復旧が必要になった場合は、代替機にシステムを丸ごと簡単に復元できるARCserve D2Dの「ベアメタル復旧」機能をご利用ください。あ、もちろんファイルを1つだけ復元することもできますし、それらの手順も標準化しています。 もし、災害時のサーバ停止時間をもっと最小限に抑えたい場合には、Hyper-Vの仮想マシンを活用してすぐにサーバを立ち上げられる「簡単バックアップ&BCソリューション プレミアム」というメニューもご用意しています。御社のペースで無理なく、高度なBC体制を整備していただけると思いますよ、ふふ。 |
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こうして説明を聞くうちに、だいぶ乗り気になってきた駒田君。そこに顔を出したのが神山さんだ。どうやら藤さんの声を聞きつけたようだ。
| おお、藤さん! こんにちは。今日はBC対策の件ですよね? 実は、先日同業者の集まりで情報交換してみたんだが、皆さん「BCをやろうとすると、やれ大規模なストレージが必要だとか何とか、どうも大掛かりで導入が高くつく」なんて話が多くてね。 | ||
| それはおそらく、大規模な基幹系システムの場合ではないでしょうか。でもいまや、そうした大規模システムだけでなく、ありとあらゆるお客さまがBC対策を必要としていると感じております。そこでソリューション化したのが、いま駒田さんにご説明していた簡単バックアップ&BCソリューションなんです。必要十分な機能を標準化してご提供しますので、おそらくお考えになっている額に比べ、1桁はコストを抑えられると思います。 | ||
神山さんも感心しているようだ。
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| よかった。普段の運用も楽にできそうだし、決まりですね。これからもぜひお願いしますよ。 |
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| 物理的対策は一安心ですね。でも、ルールや制度、つまりソフト面の対応もお取引先の評価対象となりますので、その点もきちんとやりませんか? | ||
| そーなんだよ。確かに、そんなこと言っていた気がする。 | ||
| これもお任せください。手軽に使えるBCPコンサルティングメニューも取りそろえていますので、併せて検討いたしましょう。 | ||
| それでは、さっそく社長と相談してみます。 | ||
「高くて面倒」……BC対策にはとかくそんなイメージがつきまといがちだ。しかし「簡単バックアップ&BCソリューション」では、ITの専門知識がなくても、簡単かつリーズナブルにBC対策を実現できる。中小企業のビジネスを支えているデータとITシステムを保護する有用な手段といえるだろう。
【お問い合わせ】株式会社富士通マーケティング
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CA ARCserveを使用したBC(事業継続)対策ソリューションのご紹介
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提供:CA Technologies
アイティメディア営業企画
制作:@IT 編集部
掲載内容有効期限:2012年3月26日
【お問い合わせ】株式会社富士通マーケティング
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