OSサポート切れ、サーバ老朽化……
どうする？ 中小企業にも迫るサーバリプレース

NETBeginSVパック イメージキャラクター “SVぱっくん”

　兼任君は従業員 70人強の製造業の企業で総務課に席を置く、入社5年目の若手社員。備品管理や伝票整理、経理業務の手伝いなどの合間に、社内システム管理者役も務めている。特に大切なのは、売り上げ情報や財務情報・金型などの開発用画像などを保管しているファイルサーバの運用業務で、サーバの中には長期保存が必要なデータも含まれる。

兼任君。70名強の従業員を擁する、とある製造業の企業の総務課に所属。備品管理や伝票整理、経理業務の手伝いの合間に、社内システム管理者役も務めている。

　ところが、最初は余裕があったはずのハードディスクの容量がいっぱいになってきた。最近は、社内に向けて「いらないファイルはこまめに消去してくださいね」とお願いすることもしばしばだ。その上、サーバOSに利用しているWindows 2003 Serverのサポート期限切れといった情報を耳にしたこともあって、そろそろ入れ替えが必要かなと考え始めている。

　けれど、これらのサーバは兼任君が入社する前、当時の担当者が導入したもので、そのころの資料など残っていない。これまで何とかメンテナンス作業はこなしてきたとはいえ、ITが専門というわけではない兼任君。新たに導入するとなると、何をどんな風に選べばいいのか悩むばかりだった。

　「そういえば入社したての頃、ファイルサーバのバックアップが取れていなくて大騒ぎになったこともあったなあ。どうしても復旧できなかったデータもあって、再入力作業を手伝わされたっけ。またあんなことになったら大変だ。それに、いまはテープでバックアップしている長期保存データの運用も楽にできるといいんだけれど……」

中小企業でも昨今のデータ容量の増加などによりサーバのリプレースが急務なのに、詳しい専任の担当者がいない……兼任君と同じ立場の人が増えてきているんだ。

　そんな兼任君、Twitterで大学時代の同級生とこんな連絡をすることになった。

【関連記事】 導入構築から保守・運用までサーバ管理をトータルにサポートするNETBegin SVパック （＠IT Special） http://www.atmarkit.co.jp/ad/ca/netbegin1203/01.html

障害が起きてから慌てて対処、ではなく
定期的なチェックでトラブルを未然に防止

　こうした兼任君のような悩みを抱える中堅中小企業に最適な選択肢が、リコーの「NETBegin SVパック」だ。単にサーバ用のハードウェアとOSを提供して終わるのではなく、カスタマーエンジニアがハードウェアの設置、構築からソフトウェアのインストール、設定作業までをサポートする。さらに、保守や運用支援までをパッケージ化し、トータルサポートを提供する。

　「導入構築」「ヘルプデスク」「定期訪問」「保守・リカバリ」という包括的なサービスメニューによって、「専任のサーバ管理者がいないので楽に運用したい」「トラブルを未然に防止したい」というニーズに対応。運用負荷を大幅に軽減するとともに、サーバのダウンタイム（復旧時間）短縮および重要データの保護を実現する。

専門のIT管理者がいなくても大丈夫、サーバの導入から運用管理まで、全部お任せできるよ！

サーバ導入前から構築時、導入後の運用までをカバー

　NETBegin SVパックは、サーバの導入フェーズに合わせて、「導入構築」「ヘルプデスク」「定期訪問」「保守・リカバリ」という4つのメニューを用意している。サーバ導入前から構築時、導入後の運用まで、あらゆるフェーズをカバーする内容だ。

何か障害が起こってから慌てて対処するのではなく、普段から正常に運用できているかチェックするんだ！

目的や用途に応じたバックアップ手段を用意
バックアップがきちんと機能しているかもチェック

　NETBegin SVパックのもう1つの特徴が、充実したバックアップ運用を用意していることだ。「定期的にバックアップしたい」「鮮度の高いデータをバックアップしたい」、あるいは「バックアップ先はテープにしたい」「ディスクに手軽にバックアップしたい」……など、さまざまな用途や運用パターンに対応したバックアップソフトが、パッケージの基本ソフトウェアに含まれている。海外はもちろん、国内でも多くの実績を持つ「CA ARCserve」シリーズだ。

　ファイルデータのバックアップや長期保存を想定したテープへのバックアップは「CA ARCserve Backup」で実現する。一方、システムデータも含めたディスクイメージを丸ごとバックアップするならば「CA ARCserve D2D」、加えて、データをリアルタイムに複製し、なるべく鮮度の高いデータのバックアップを行いたいならば「CA ARCserve Replication」という多様な選択肢を用意。同一の操作性でさまざまな用途に対応したバックアップ手段を提供し、不測の事態が生じても業務を継続できるように支援する。

企業内のデータ保護を多角的に支援するCA ARCserveの製品群。高速でセキュアなだけでなく、運用負荷を省力化し、コストも削減する（クリックすると拡大）

　バックアップ運用でありがちな失敗が、「取ったはずのバックアップデータがうまく取れておらず、復旧できなかった」というケースだ。NETBegin SVパックには、そんな悲劇を避けるためのサービスが含まれている。

　通常の定期点検の中で、サーバ自身の稼働確認だけでなく、ディスクの空き容量やバックアップが正常に稼働しているかどうかもチェックする。バックアップログを参照し、もし不具合が発生していれば迅速に対処する。「いざというときにバックアップが役に立たなかった」などということのないよう、確実にメンテナンスを行う。

サーバの利用用途や運用形態に合わせて、最適なバックアップツールを選べるよ！

手ごろな価格で安心、
兼任管理者をサポートするNETBegin SVパック

　導入からその後の運用までをフルにサポートするNETBegin SVパック。専門知識を持った管理者がいない企業でも、安心してサーバを運用できる。しかも価格は、サービス範囲やサーバの種類、契約期間によって異なるが、月額1万3600円から。兼任管理者が胃を痛めながら運用するのに比べ、確実にサーバを運用し、安心して業務を継続できる。