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中堅・中小企業のレプリケーション活用物語

第3話 乱立するファイルサーバを
まとめてバックアップ!


「大事なシステムにお金をかけられない」「人がいなくてバックアップに手間を掛けられない」――未曾有の不況の中、バックアップについてシステム管理者の方がおっしゃることは皆同じです。これからお話しするのは、レプリケーションという技術を活用し、ユーザーの、そして自分自身の悩みを解決する4人のシステム管理者の物語です。

   

拠点サーバの管理って大変

 讃岐鉄道システム部の佐々木君と雨宮さんは同期入社。ある日、佐々木君が疲れた顔で外出先から帰ってきました。


佐々木
 
  ただいま〜。  
   

 
  おかえりなさい。最近外出多いわね。今日はどうしたの。  
   

雨宮

佐々木
 
  今日は多度津駅のファイルサーバが使えなくなったっていうんで、様子を見に行ったんだ。  
   

 
  へー、そりゃまた遠いね〜。  
   

雨宮

佐々木
 
  そうそう。駅員さんがうっかりファイルを削除しちゃっただけなんだけどね。電話でリストア(復旧)の仕方を教えてもなかなか分かってもらえないから、直接行ってきた。テープにバックアップ取っているのは覚えていても、どのテープからリストアすればいいのか分からないんだってさ。せっかくマニュアルを作ったのに、これじゃ意味ないよなぁ。  
   

 
  まぁまぁ、そう言わない。バックアップが取れてただけいいじゃない。駅員さんだって毎週テープを交換するの大変なのよ。  
   

雨宮

佐々木
 
  そうなんだけどさぁ、毎回出かけていく身にもなってくれよ〜。  
   

と、佐々木君はだいぶストレスが溜まっている様子です。恐らくこの後も残業するのでしょう。「ただでさえ新年度で忙しいのに」とぼやきながら、夕飯のうどんを食べにまた出かけてしまいました。

 もともと讃岐鉄道では、各駅でめいめいにファイルサーバを導入していたのですが、それをシステム部が管理するようになったのが2年前。おかげで会社としての効率は上がったものの、現場の負担は増えてしまったようです。

図1 バックアップしたデータは各駅で管理されているので、佐々木君はトラブルがあるたびに電車に乗って駅まで行かなければいけません

   

駅じゃなくて本社でバックアップをしてみたら……?



 
  佐々木君、毎日大変そうだなぁ。何かいい方法ないかしら……。  
   

雨宮

 帰宅後、雨宮さんは自宅のパソコンを眺めながら考えます。


 
  今の仕組みをうまく活用できればいいんだけど。
ん、これ使えそうじゃない?
 
   

雨宮

 早速何か見つけたようです。画面にはARCserveの文字。讃岐鉄道で標準的に使っているバックアップソフトです。翌週、雨宮さんは始業時間ギリギリに出社してきた佐々木君を捕まえます。


 
  おはよう! ちょっといい話があるんだけど。  
   

雨宮

佐々木
 
  何? その顔? 仕事が増えるのは勘弁だよ。  
   

 
  そんなんじゃないわよ。むしろ仕事が楽になる話です。佐々木君こないだ多度津まで行ってたでしょ?  
   

雨宮

佐々木
 
  ああ、ファイルをリストアしにね……。  
   

 
  大変だったよね。あの後残業だったんでしょ。毎日うどんじゃもたないよね。それが、これからはわざわざ現地に行かなくてよくなるのよ。  
   

雨宮

佐々木
 
  うどんは好きだから別にいいんだよ……。でも、現地に行かなくていいってどういうこと?  
   

 
  レプリケーションを使うの。そうすれば駅のサーバのファイルを本社のサーバに複製できるわ。  
   

雨宮

佐々木
 
  ああ、あのデータをリアルタイムに複製するという。それとバックアップに何の関係が?  
   

 
  関係大ありじゃない。本社に駅とそっくりのデータがあるってことは……。  
   

雨宮

佐々木
 
  駅のサーバの代わりに複製サーバをバックアップすればいいのか!  
   

 
  そう。バックアップはこっちでやらなければいけないけど、リストアのたびに毎週どこかに出張するよりはましでしょ?  
   

雨宮
図2 駅の本番サーバの代わりに、本社の複製サーバをバックアップ。手元にバックアップデータがあるのでいざという時も本社で作業ができます

佐々木
 
  なるほど〜。勉強になるなぁ。ところで、レプリケーションってどうやればいいんだろ?  
   

 
  ARCserve Replicationというソフトが簡単でいいらしいよ。うちで使っているARCserve Backupと連携できるんだって。評価版もらってきたから試してみたら?  
   

雨宮

佐々木
 
  ARCserveでできるんだ。ありがとう! 試してみる!  
   

というなり、佐々木君は評価版を片手に早速サーバ室に行ってしまいました。忙しいはずじゃなかったのか……。ともあれ、佐々木君が元気を取り戻したようで雨宮さんも安心です。

   

みんなうれしい集中バックアップ

 数日後、佐々木君のところに電話がかかってきました。どうやらまたリストアのお願いのようです。


佐々木
 
  もしもし、讃岐鉄道佐々木です。あ、多度津駅の佐藤さん! どうしたんですか? またファイルを削除してしまった? 分かりました。僕の方で戻しておくんで、ファイルの名前教えてください。多度津まで来なくていいのかって? 大丈夫、大丈夫。任せておいてください。でも、今回だけ特別ですからね。  
   

 
  あれ〜、またデータ復旧? 多度津までいかなくていいの?  
   

雨宮

佐々木
 
  うん、雨宮さんに貸してもらった評価版でたまたま多度津駅のバックアップを取っていたんだ。あそこはデータが少ないから試しにと思ってね。リモートインストールができたし、簡単だったよ。  
   

 
  早速効果が出てよかったじゃない!  
   

雨宮

佐々木
 
  そうだね。それにしても、手元にデータがあるのがこんなに楽だとは思わなかった。次回のサーバ入れ替えの時に本導入できないか部長に相談してみるよ。駅員さんたちもバックアップを取らなくてよくなるから喜んでくれるはずだし。  
   

 その後讃岐鉄道は、全社的にARCserve Replicationを導入することになりました。これまで各駅でやらなければいけなかったバックアップも、これからは1台分で済むので楽々です。佐々木君もリストアのたびに呼び出されずに済むようになり、仕事が楽になりました。

 また、意外だったのはサーバをまとめたのでテープの購入費が減ったことです。これには佐々木君の上司もご満悦。これも統合効果の1つと言えるでしょう。

図3 本社に集約した複製データをまとめてバックアップ。各駅でのバックアップ作業は必要ないし、テープ購入費も節約できて、良い事ずくめです
*この物語はフィクションです。文中で登場する登場人物や団体はすべて架空のものです。

【豆知識】 複製サーバをバックアップするなら、CA ARCserve r12.5シリーズが便利

 CA ARCserve r12.5シリーズではレプリケーションとバックアップの連携機能をサポートしています。これを使えば佐々木君のように複製サーバを簡単にバックアップできます。設定もシンプルで『面倒な設定が要りそう』なんて悩みは無用。いつものARCserveでいつも通りのバックアップをしてください。

■評価版はこちら

 日本CAでは無償でARCserveの評価版を配布しています。あなたも佐々木君のようにレプリケーションとバックアップの組み合わせを試してみては?

・ARCserve Replication評価版のURL
http://www.ca.com/jp/partners/content.aspx?cid=210837
・ARCserve Backup評価版のURL
http://www.ca.com/jp/partners/content.aspx?cid=206471

■連携ガイド

 佐々木君が今回使った説明書がこちら。ARCserve ReplicationとARCserve Backupの連携方法を画面入りで分かりやすく説明しています。

・連携ガイド
http://www.ca.com/Files/TechnicalDocuments/asr_r125_w_integration_jp_232139.pdf

 さらに、それぞれのソフトのインストール方法を知りたい人はこちら。

・ARCserve Replicationトライアルガイド
http://www.casupport.jp/resources/babxo125win/doc/Trial_Guide.pdf

・ARCserve ARCserve Backupトライアルガイド
http://www.ca.com/jp/products/product.aspx?ID=4536#documents

■ARCserveだからできる、組み合わせソリューション

 このほかにもARCserve ReplicationとARCserve Backupの組み合わせで解決する課題をご紹介!

・連携ソリューション
http://www.ca.com/jp/content/campaign.aspx?cid=217724

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