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 @IT > サーバ知識の腕だめし! ペディアくんの「クイズでチェック! x86サーバ基礎知識」
 
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■解答編■

Q1: x86サーバについての説明で正しいのは?

【解答】イ

x86サーバはインテルのx86プロセッサーおよびその互換プロセッサーを搭載するサーバで、IBM PC/AT互換機がベースになっています。インテルであればXeonプロセッサーを搭載しているサーバを指すことが多いですね。そのx86アーキテクチャをベースに各社がパフォーマンスや管理性が向上するように さまざまな工夫を凝らしています。


Q2:x86サーバの「東京生産」を行っている日本ヒューレット・パッカード。 「東京生産」を実施したときのメリットで、誤っているものは?

【解答】イ

日本HPの昭島事業所では「HP ProLiant」ファミリや「HP BladeSystem」の生産を行っています。日本で生産することで高品質の実現とともに短納期も可能になりました。オンラインストア「HP Directplus」で発注する場合、最短で5営業日で納品されます。もちろん、サーバの構成を自由にカスタマイズすることも可能。


Q3:サーバ向けのx86プロセッサー「クアッドコア インテル® Xeon® プロセッサー」のメリットで正しいのは?

【解答】ア

インテルなど主要なベンダはプロセッサーのクロック数を上げてパフォーマンスを追及する方針を変更し、近年は1つのプロセッサーに含まれる「プロセッサーコア」の数を増やす方針を採っています。クアッドコア インテル® Xeon® プロセッサーのメリットは高性能と低消費電力の両立です。クアッドコア インテル® Xeon® プロセッサーは、シングルコアのXeon プロセッサーに比べ、同じ消費電力で約4.5倍も性能を向上させています。


Q4:x86サーバのトレンドはプロセッサーやOSの64bit化。これまでの32bitと比べた64bitのメリットで正しいのは?

【解答】イ

プロセッサーやOSが64bit化することで、アプリケーションが利用できるメモリ空間が従来の2GBから8TBに拡大します。これによってデータベースなど巨大なメモリ空間が必要となるアプリケーションの性能が向上します。ハイエンドサーバ向けのインテル Itaniumプロセッサーなどは開発当初から64bitで開発されていますが、インテル® Xeon®プロセッサーなどは32bitでした。インテルは「インテル® 64 アーキテクチャー」を利用し、32bitのプロセッサーを64bitに拡張、性能を向上させました。


Q5:統合的なバックプレーンを用いることでケーブル本数を減らすことができるなど管理性を高めたサーバといえば?

【解答】ウ

ブレード型サーバは、ネットワークや電源を1カ所のバックプレーンに集約し、CPUやメモリ、ストレージを基盤に搭載した「サーバブレード」を複数接続して利用します。ケーブルが各サーバに接続されるラックマウント型と異なり、ブレード型サーバではバックプレーンにだけ接続されます。ケーブル本数の削減につながり、管理者による接続ミスなどを防ぐことができます。


Q6:ブレード型サーバの説明で誤っているのは?

【解答】ア

HP BladeSystem c3000ではAC100V電源が利用でき、DVDドライブを内蔵します。また、「第3世代」といわれるブレード型サーバでは、サーバブレードだけでなく、ストレージやネットワークのインターフェイスをエンクロージャ内に内蔵でき、 システム全体を統合することが可能です。 ストレージはディスクストレージだけでなく、テープストレージも対応可能。企業内のシステム環境をシンプルにし、管理を一元化できるのも特長です。


Q7:電力効率に優れるといわれるブレード型サーバ、その理由で正しいのは?

【解答】ウ

ブレード型サーバの特長は、電源や冷却ファン、ネットワークインターフェイス、管理モジュールなどをエンクロージャに統合できることです。各サーバにこれらの機能を持たせるラックマウント型サーバやタワー型サーバと比べて、効率的に電力を使うことができます。特に冷却ファンはエンクロージャに集約することで、その時々のサーバの負荷や熱の状況に応じて、細かく排熱能力を調整することができます。


Q8:サーバ仮想化のメリットとは?

【解答】ア

サーバ仮想化とは、物理的なサーバ上に仮想レイヤを構築し、複数のサーバを仮想的に動かせるようにする技術です。従来は1台のサーバ上で1つのOSしか使えませんでしたが、仮想化技術を採用することで、1台のサーバ上で複数のOSを動かすことができるようになります。これによってサーバを統合することが可能になり、管理するサーバ台数が減少し、トータルの管理コストを下げることができるのです。サーバ仮想化した場合のソフトウェアライセンスは仮想化環境ごとに計算するのが一般的ですが、各社が独自の方針を適用している場合もあります。


Q9:サーバ仮想化についての説明で正しいのは?

【解答】イ

もちろん、ブレード型サーバでも仮想化は可能です。サーバブレードを簡単に抜き差しができるブレード型サーバは仮想化技術にプラットフォームに最適との声もあります。また、仮想化環境ではOSの混在はOK。仮想化環境はそれぞれが独立しているので、別々のOSやアプリケーションを使っていても干渉することがないのです。仮想化環境で利用するOSやアプリケーションであっても、物理サーバ上と同じようにライセンスは必要。仮想環境用のライセンスが用意されている場合もあります。


Q10:仮想化技術がレガシーシステムの移行に有効な理由は?

【解答】イ

一般的に古いシステムを更新しようとすると社内のほかのシステムへの影響やアプリケーションの互換性、テスト、ユーザーへのトレーニングなど手間とコストが膨大にかかります。しかし、仮想化技術では、サーバ上に仮想的なレイヤを構築して、古いサーバ環境をそのまま載せることができます。古い環境を変えないので、システム更新が与える影響を小さくすることができるのです。

 

◆9〜10問正解の人:「上級管理者」◆

x86サーバについての基礎がしっかりと身に付いています。今後は製品固有の機能や技術、サービスなどを勉強して実際に運用することで、一流のITシステム管理者になれるでしょう。特に仮想化に興味のある方にはこんなセミナーがお勧めです。

HP Open system seminar:HP オープンシステムセミナー5月度
仮想化時代到来!『ESX Server 3i』から始まる仮想インフラ構築への道
〜『VMware』で実現するプラットフォーム最適化〜


◆4〜8問正解の人:「中級管理者」◆

x86サーバについてなんとなく分かっているつもりでも、詳しいことになるとちょっと不安……。そんなあなたは本特集「ITインフラを担う新世代x86サーバ」を読み返しましょう。x86サーバに実際に触れて、仮想化の基礎を学ぶことができるセミナーもありますよ。

Bladeと仮想化はじめてセミナー


◆0〜3問正解の人:「初級管理者」◆

勉強すれば勉強するだけ知識が身に付く時期です。x86サーバについてはたくさんの情報がありますが、とりあえずは本特集「ITインフラを担う新世代x86サーバ」の中で必要な情報を凝縮した「ペディアくん」シリーズを読み返してみましょう。「Bladeと仮想化はじめてセミナー」も短時間で必要な情報を習得できてお薦めです。

ITインフラを担う新世代x86サーバ




ペディアくん  あきこちゃんはクイズの結果はどうだったかな?

あきこちゃん ……わたしは8問正解で「中級」でした。全問正解を目指していたけど、仮想化のところでミスをしてしまって……。でも、最初に比べたらペディアくんにいろいろ教えてもらっているおかげでだいぶ成長しました。セミナーにも行ってさらに勉強しようかしら。

■ アンケートのお願い ■
『ペディアくんと学ぶx86サーバ』がホワイトペーパーになりました!

当特集にて好評連載中の『ペディアくんと学ぶx86サーバ』を特別編集し、ホワイトペーパーにしました。アンケート(全5問)にご協力頂いた方に、ダウンロードサイトをご案内いたします。x86サーバの利用状況や、当特集にて取り上げて欲しいテーマなど、皆様の声をお聞かせください。



提供:日本ヒューレット・パッカード株式会社
企画:アイティメディア 営業局
制作:@IT編集部
掲載内容有効期限:2008年5月23日
 
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(2009.6.8)
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(2008.12.24)
ペディアくん、あきこちゃんと発見!「サーバ消費電力 低減のツボ」(後編)(2008.10.28)
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VMware for HP ProLiant
日本HP、大規模仮想化向けx86サーバなどを発表(2009.5.21)

日本HP、インテル新CPU搭載サーバを一挙に11機種投入(2009.4.9)

日本HP、国内ブレード市場の過半獲得を目指す(2009.1.8)
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