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「基幹システムをSSDで構築」 も普通にできる LSIロジック6Gbps SATA/SASストレージ製品群の実力

2011/2/24

ファイバチャネル、iSCSI、NFS/CIFSなどの影で、6Gbps SATA/SASが「違いの分かる」人々の注目を集めている。今後SSDの企業における利用が広がるのに伴い、この高速ストレージ接続技術のメリットは、ますます広く知られることになるだろう。この6Gbps SATA/SASで、包括的な製品群を提供しているのがLSIロジックだ。

 企業やサービス事業者では、ストレージ・インターフェイスとしての6Gbps SATA/SAS(SATA 3.0/SAS 2.0)への注目が高まっている。多数のサーバとストレージを束ねて使うにはファイバチャネルやiSCSIなどのストレージネットワーキングプロトコルが便利だ。しかし、重要システムでは、安定的に高速性を確保するための選択肢として、6Gbps SATA/SASを選択するユーザー企業も増えている。この傾向は今後さらに強まる可能性が高い。なぜなら、SSDが価格低下に伴い、重要システムのための記憶媒体として現実的な選択肢となりつつあるからだ。ストレージが高速化すると、ストレージ接続のスループットや低遅延性がますます問われるようになる。

6Gbps SATA/SASで先を行く
LSIロジックの包括的製品群

 SASの世界でリーダー的な存在となっているのがLSIロジックだ。チップメーカーとしての強みを生かし、ストレージ製品向けのSoC(System On Chip)/RoC(RAID on Chip)を開発、これらを活用してSASストレージ製品群を幅広く展開している。3Gbps SASの時代からハイエンドコンシューマおよび企業向けのSATA/SAS両用のRAIDアダプタで知られてきた。一方で、同社のSATA/SASストレージエンクロージャ(JBOD装置)やSASスイッチは主要サーバベンダに採用され、OEM製品としてユーザー企業に広く利用されている実績がある。従来OEM供給を中心としていた製品についても、最近では自社ブランドでの展開に力を入れており、利用者にとって入手しやすくなってきた。

 LSIロジックはまず、RAIDアダプタ/HBAで「LSI MegaRAID」「LSI HBA」「LSI 3ware」の3シリーズを展開し、コストが重視されるコンシューマから、信頼性と高速性が問われるエンタープライズまでのニーズに応えている。すべての製品でSAS 2.0とSATA 3.0に対応。SAS 2.0はシングルレーンの半二重通信で6Gbpsだが、4レーンの全二重通信では48Gbpsの帯域幅を実現する。ファイバチャネルと比較しても、圧倒的なスループットを提供できる。しかも、4レーンを使うのに4本のケーブル接続を行う必要はない。SASでは1本のケーブルが4レーン接続を構成する。トラフィックに応じ、自動的に必要な数の接続を使うようになっているのだ。SATA 3.0でも、これに似た帯域幅拡張の仕組みが定義されている。

 これらのアダプタはSAS 2.0、SATA 3.0のみならず、SAS 1.0、SATA 2.5を混在利用することもできる。これまでに購入したハードディスクドライブを生かしながら、必要に応じて最新技術を無駄なく適用することが可能だ。

 SSDへの積極的な対応もLSIロジックのRAIDアダプタ/HBAの特徴だ。例えば現世代のRAIDアダプタでは、SSDが接続されたことを自動的に検知し、そのSMART情報を取得するようになっている。そして特定セルの劣化が見られると、データを別のセルに再配置する機能を備えている。

 このRAIDカード/HBAと組み合わせて使える企業向けの製品としては、まずJBOD(Just a Bunch of Disks)がある。JBODとは複数のハードディスクドライブを収容できる筐(きょう)体だ。電源装置および冷却ファンを、収容するハードディスクドライブで共用できる。前述のとおり、RAIDアダプタとJBODは最大4レーンで接続でき、ハードディスクドライブのストライピングや、SSDの利用によるドライブ高速化のメリットを殺すことなく活用できる。6Gbpsで通信できるSAS接続のJBODは、2011年2月時点でLSIロジックの製品しかない。

LSIロジックのLSI 620Jはドライブを24基搭載できるJBOD筐体

 LSIロジックが展開するもう1つの企業向けストレージ関連製品は、SASスイッチだ。複数のサーバ機と複数のストレージアレイの間の相互接続を実現する中継機器で、規模の大きなシステムについても、コスト効率よくストレージインフラを構築できる。

 これらの製品シリーズはすべて前述のとおり、OEM製品としての供給を通じ、定評を得てきたものだ。同社は2009年より、販売代理店やシステム・インテグレータを通じた販売・サポート体制を強化し、ニーズの高まりへの対応を進めている。

「価格は3分の1で性能は2倍以上」
圧倒的な価格性能比を手にした企業

 LSIロジックのストレージ製品群を自社の基幹システムに採用し、圧倒的なコストパフォーマンスを手にしたのが、電設資材卸の新明電材株式会社だ。同社は関東一円に約60の営業所を持ち、グループで年間430億円を売り上げる。同社では在庫管理・物流システムのサーバ機入れ替えを機に、データベースサーバのストレージ接続でLSIロジックのRAIDアダプタとJBODを導入した。JBODは3台購入。1台は予備とし、2台にそれぞれ24台のSSDを搭載。RAID 10で利用している。ハードディスクドライブは使っておらず、SSDのみでストレージを構成している。

新明電材 管理部次長兼システム1課長 荒木良生氏

 新明電材では基幹システムのパフォーマンスが常に課題となってきた。業務の性質もあり、月末と期末に取引が集中。極端なパフォーマンスの劣化が発生していた。サーバにおけるデータベース処理も足を引っ張る一因ではあるが、少なくともストレージI/Oに起因する問題だけは排除したい。責任者の管理部次長兼システム1課長 荒木良生氏は、そうした思いからコストパフォーマンスに優れたストレージを探していたところ、ある展示会に出展していたLSIロジックのブースでその答えを見つけた。

 新明電材ではそれまで、ファイバチャネル・ストレージを使っていた。しかし「ファイバチャネルは扱えるエンジニアが限られ、管理が十分に行き届かなかった」(荒木氏)。このため、より汎用的な技術を使いたかった。

 LSIロジックの担当者に聞いたところ、SASで6Gbpsを実現した先駆的な製品であり、なおかつ汎用のハードディスクドライブやSSDが使えるという。荒木氏は、「システムベンダの製品だと、ハードディスクドライブ1基が数十万円などといわれる。SSDはさらに高い。一方LSIロジックの製品の場合、汎用のドライブが使えるのなら、自分で秋葉原で買えばいい。LSIロジックは著名システムベンダに製品をOEM供給していることを知っていたので、信頼性での安心感もあった」と話す。

 荒木氏はさっそく、同社基幹システムの構築・運用支援を行ってきたパルグラッド株式会社に伝え、慎重な実機検証を経て、2010年11月に新たな基幹システム構成がカットオーバーした。

 LSIロジックのRAIDアダプタとJBOD、そして汎用のSSDを組み合わせたストレージシステムのコストは、主要ストレージベンダによる同構成の見積もりと比較すると、3分の1以下になった。パフォーマンスも、検証時のIOPSは従来システムの約2.5倍に達した。カットオーバー後のレスポンスも明確に改善。夜間のバッチ処理は、これまで約5時間掛かっていたところ、新システムでは2時間40分と、半分程度の時間で終えられるようになった。

 「当社は、(IT機器に関しては)コストパフォーマンスの高いものを、3年程度の短い期間で買い換えていくことを方針としている。このほうが、最新技術の活用によって、常時高い性能を確保できるからだ」(荒木氏)。

 ハードディスクドライブとSSDの技術進化と容量単価の急速な低下傾向は、誰の目にも明らかだ。しかし、汎用ドライブを活用可能な、SATA/SAS接続の高性能ストレージ機器があってこそ、企業でもこのメリットを活かすことができる。汎用性の高いLSIロジックのストレージ機器は、今後ますます活躍の場を広げていくことだろう。

関連リンク

  • LSI ストレージ製品紹介ページ
  • LSI、多ポートの6Gb/s SATA+SASストレージ・アダプタ製品を発表(プレスリリース)
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  • LSI、チャネル・パートナー向けに外部ストレージ・コンポーネント、CTS2600シリーズを発表(プレスリリース)
  • LSI、業界初の6 Gb/s SASスイッチをチャネル市場向けに販売開始(プレスリリース)

提供:LSIロジック株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部
掲載内容有効期限:2011年5月23日

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