NTT ComのVPN網を使った安心安価な
オンラインストレージ「Bizストレージ」
本社・支社ごとに乱立するファイルサーバをひとつにまとめたい。できれば運用管理や保守はアウトソーシングしたい。しかしインターネットを利用した、一般的なオンラインストレージサービスでは、信頼性やセキュリティ面で不安が残る。
このようなユーザーの悩みに応えるのが、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)が提供するBizストレージだ。このサービスでは、ネットワーク回線にNTT ComのVPN網を利用し、ファイルサーバを同社のデータセンター内に統合できるのだ。
では、さっそくBizストレージの特徴を紹介しながら、ユーザーが抱えるさまざまな課題をどのように解決していくのかをみていこう。
いつでもどこでも、安心安価なクラウドストレージ
Bizストレージの魅力は何といっても、テラバイト級のストレージ(ファイルサーバ)へ各拠点から、あるいはモバイル通信端末からセキュアにアクセスできる点だろう。しかも、コストパフォーマンスも高い。
また、接続回線にインターネットを介さないNTT ComのVPNを利用するため社内ネットワークと同等のセキュリティが維持できるうえ、センター回線は帯域フリーで提供される。
ストレージ容量は、100GBから10TB超までユーザーのニーズに合わせて100GB単位で柔軟に拡張可能だ(設定変更:9営業日)。利用料金は、1TBまでが100GBあたり2万1000円(税込)、1.1TBからは同1万8900円(税込)。これに、データセンターへのセンター回線としてアプリケーション接続サービス料が7350円(税込)/1VPNかかる。
最低利用期間などの縛りもないため、小さく始めて、ニーズの変化に応じて柔軟にストレージを拡張していける。また、開始にあたっては2週間の無料トライアルも提供されている。
Bizストレージが提供するさまざまな機能
Bizストレージへのファイルのアップロード/ダウンロードは、既存の社内ファイルサーバと同様にWindowsのエクスプローラから行える。ユーザーは、それまでの操作方法を変更することなく、ストレスのないドラッグ&ドロップによるファイル操作や、ストレージ上のファイルを直接編集できる。
また、ファイルをBizストレージへ保存する際には、ウイルスチェック機能が提供されるため、社内だけでなく拠点間を越えた大規模ウイルス感染を防止できるだろう。さらに、Windowsイベントログファイル形式で、Bizストレージへのアクセスログも提供されているため、内部統制の強化が図れる。
サポート窓口は、ネットワークとストレージ共通のワンストップ対応になっている。万が一の障害発生時においても、ユーザー側で問題の切り分けを心配する必要がない。
希望するユーザーにはスナップショット機能やActive Directory(AD)連携機能も提供される。スナップショットは、1週間単位、1日単位、3時間単位で、200世代までを組み合わせて設定できる。AD連携は、既存の権限設定情報に基づいたアクセス制限を実施し、一元的な認証管理体制を構築できる。
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ファイルサーバ統合によるコスト削減とセキュリティ強化 |
拠点ごとにファイルサーバが設置されており、運用ポリシーレベルもバラバラ……。ファイルサーバの使用容量も拠点ごとに異なっていて全体的にみると無駄もあるなあ | ||
ファイルサーバをBizストレージ上に統合することで、運用ポリシーの一元化が実現する。ウイルス対策やバックアップ、AD連携によるアクセス制限などにより、堅牢なファイルサーバが運用できる。
また、全社で1つのファイルサーバを活用するため、利用量の不均衡が解消され、結果としてコスト削減に寄与できる。
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ストレスのないWAN環境構築 |
データセンターにファイルサーバを集約したのは良かったが、データ量が増えるにつれてWAN回線がボトルネックに……。WANのコスト増がばかにならない | ||
大容量データの取り扱いが増え、WAN回線が逼迫し、ボトルネックになっている。Bizストレージでは、データセンターとのアクセス回線として帯域フリーなアプリケーション接続サービスを提供。ボトルネックの解消とともに、WAN回線利用料金の削減が実現できる。
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アウトソーシングによる運用負荷軽減 |
IT管理者の数が不足しているため、障害時の対応だけでなく、バックアップ作業やセキュリティパッチ適用などに対応しきれない拠点がある。運用負荷を下げられないかなあ | ||
Bizストレージでは、ファイルサーバの運用から保守まで24時間365日、NTT Comの専門管理者に任せられる。サポート窓口が一元化されているため、機器故障時の問題の切り分けをユーザー側で行う必要はなく、パッチの適用や毎日のフルバックアップ、ウイルス対策などを安心してアウトソーシング可能だ。しかも、これらのサービスが、月額利用料金に含まれているのもうれしい。
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データ容量の増加に合わせた最適なIT投資の実現 |
取り扱うデータ量は増加傾向にあるのは間違いないが、ITへの過剰な投資によるリスクは避けたい。しかし、急にデータが増えたときに対応できないのでは困る | ||
データ容量の増大化と歩調を合わせつつ、ハードウェアの減価償却期間を見越した投資計画を立案、運用するのは至難の業である。
Bizストレージなら、現在利用中のファイルサーバの容量に合わせて利用を開始し、データが増えてきたり、あるいは減ったりしたら、100GB単位でストレージを増減すればよい。ストレージ容量の増減は9営業日で可能だ。
また、自社ネットワーク内に、二重化されたインフラやRAID6対応のデータストレージを構築、維持するための投資が不要になるのも魅力的だろう。
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既存のファイルサーバを生かしたスモールスタート |
Bizストレージへ乗り換えを考えているが、拠点によっては、既存のファイルサーバをそのまま運用したい。サポート期間が終了したら統合できるだろうか | ||
Bizストレージであれば、拠点単位あるいは部署単位でファイルサーバの一元化を開始できる。ファイルサーバの容量が不足し始めた拠点や、利用中のハードウェアの更改が必要な部署からスモールスタートし、既存サーバを最大限活用したうえで、将来的なファイルサーバ統合化を目指せるのだ。
2010年に入って、多くの企業がクラウド型サービスへの移行を始めている。NTT Comでは、「いつでもどこでも、安全・便利に業務ができるICT環境の提供」を目指したBizCITYを推進している。今回紹介したBizストレージもその一環で、ファイルサーバをアウトソーシングすることによるTCOの削減、データ利用量に応じた柔軟なIT投資、専門管理者によるセキュリティ管理、万が一の災害や障害へ備える事業継続計画が実現できるのだ。
まずは、ファイルサーバから。NTT ComのVPNを活用したクラウド型ストレージサービス「Bizストレージ」で、安心安価なファイルサーバ統合をトライしていただきたい。>> この記事に興味のある方におすすめのホワイトペーパー | ||
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提供:NTTコミュニケーションズ株式会社
アイティメディア営業企画
制作:@IT 編集部
掲載内容有効期限:2010年3月31日
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