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常識を疑ってネットワークの過剰投資から脱出! 「BoxCore」を実現する日立電線のAPRESIA |
日立電線のエンタープライズ向けスイッチ「APRESIAシリーズ」は、「壊れにくくする」ことと「迅速な復旧」の両面で、ネットワークのTCO削減を実現する。そして同時に、シャーシ型スイッチに匹敵する性能と信頼性、拡張性を提供する。 |
常識その1「コアにはシャーシ型でしょ?」 | ||
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ITコスト削減の要求を背景に、サーバ統合に取り組む企業が増加中だ。この結果、データセンターやサーバルームには、サーバや負荷分散装置といった機器が高い密度で収容されるようになってきた。そして同時に、サーバ間を結ぶネットワークにも、処理のボトルネックとならないよう、これまで以上の広帯域が求められている。
ネットワークコアを構成するスイッチには、長年、シャーシ型が採用されることが常だった。電源やファンといった主要コンポーネントのホットスワップが可能で可用性が高いこと、ラインカードの追加によってニーズに応じた拡張が可能なことなどが主な理由だ。
だが、ギガビットイーサネットが登場してから10年以上経つ間に、さまざまな技術革新が起こった。この結果、ボックス型スイッチにも、シャーシ型に引けを取らない性能と機能が搭載されるようになってきた。それを具現化した製品の1つが、日立電線の「APRESIA」シリーズの新製品「Apresia13000-X24-PSR/13100-48X-PSR」だ。
これらは、「1Gのコストで、10Gを。」をコンセプトに開発された、エンタープライズ向けのボックス型スイッチだ。Apresia13000-X24-PSRはSFPとSFP+(10G)のデュアルスピードポートを24個、SFPを2個、10/100/1000BASE-Tを2個搭載。一方のApresia13100-48X-PSRはSFP+(10G)とSFPをそれぞれ4個に加え、10/100/1000BASE-Tを44ポート搭載する。
特徴の1つは、SFPとSFP+(10G)のデュアルスピードポートだ。これまで、シャーシ型スイッチでSFPを利用していて、その後10Gbpsに移行した場合、ラインカードの入れ替えとトランシーバの変更が必要だった。Apresia13000-X24-PSRはトランシーバを変更するだけで10Gbpsに高速化できる。ボックス型では拡張が困難という印象があるかもしれないが、両端にSFP+(10G)が付いた「Direct Attach Cable」を使えば、APRESIA同士を最大80Gbpsで接続することで、ポート数の追加を簡単に実現可能だ。これにより、シャーシ型に引けを取らない高速なコアネットワークを安価に構成できる。
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図1 コアネットワークはシャーシ型スイッチからBoxCoreへ |
コアネットワークで実現したいことは何か、どのくらいの帯域が必要なのかをよくよく検討してみると、実は、シャーシ型スイッチに過剰投資を行っていたケースも珍しくない。これを、APRESIAを用いた「BoxCore」に入れ替えることによって、10G時代を見据えたネットワークを適切なコストで実現できる。
常識その2「運用コストはそんなに変わらないでしょ?」 | ||
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ネットワーク機器は、初期コストはともかく、その後の運用コストはそれほど変わらないと思っている人もいるかもしれないが、それは違う。いったん導入したら数年間は利用し続ける機器だけに、運用コストは全体のコストを大きく左右する原因だ。
運用コストを押し上げる要因がネットワークトラブルだが、その原因を探っていくと、「ハードウェアの故障」や「人的ミス」が大きな部分を占める。
ハードウェアの故障に備えてAPRESIAシリーズは、ボックス型スイッチでありながら、電源、ファンなどを冗長化し、ネットワークを落とすことなく交換を行えるようにしている。また、設計、製造、そして検査の各工程で品質を追求していることも特徴だ。具体的には、はんだの付け方は適切かといったレベルまでチェックし、「国産」ならではの高品質を実現している。どの製品にどのロットの部品が入っているかを製造工程で把握し、トレーサビリティを確保していることもポイントだ。「壊れないことが、最もTCOを削減する」(日立電線)。
それでも、100%故障をなくすことはできない。その場合は、機器ごと入れ替えることになる。APRESIAシリーズでは、あらかじめ必要な設定やファームウェアを記録したSDカードからのブートをサポートすることで、設定用PCを必要とせず、少ない作業コストで機器の入れ替えを行えるようにした。
一方、人的ミスに起因する障害として最も多いと思われるのが、「ループ障害」だ。島ごとにハブを置くことの多い日本のオフィスでは、「ポートが空いているから」とユーザーが勝手にイーサネットケーブルを差してしまうことがあるが、それがループ障害の原因となる。いったん障害が発生すると、原因の特定は非常に困難だ。APRESIAシリーズ(*注)では、島スイッチの下のループも含めて自動的にループを検知し、復旧するまでをサポートする「ループ検知」機能を標準で備えている。
さらに、独自のリダンダント機能「MMRP-Plus」によって、リンクダウンなどを高速に検出し、ネットワークにスパニングツリー以上の信頼性や冗長性をもたらす。
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SFPとSFP+(10G)のデュアルスピードポートを24個搭載する 「Apresia13000-X24-PSR」 |
このようにAPRESIAシリーズは、「初めから壊れにくくする」こと、そして「障害が起こったとしても、それを迅速に復旧できるようにする」ことの両面から、TCO削減を支援している。長い目で見たネットワークコスト全体の最適化に大きく寄与するだろう。
【注】 ApresiaLightシリーズのサポート機能は、一部異なります。詳細は、Web、カタログなどをご参照ください。 |
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提供:日立電線株式会社
アイティメディア 営業企画
制作:@IT 編集部
掲載内容有効期限:2009年8月3日
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