500GB以上のデータを99%圧縮して5GBに 事例が実証! データ量とコストを同時に削減 重複排除の驚くべき効果 |
CA ARCserve Backup r12.5の重複排除(通称「デデュプ」)機能によって、バックアップデータはどこまで削減できるのか。日本CAが実施した『デデュプでストレージ使用量を大幅削減』キャンペーンには、デデュプの高い効果を示す実例が続々と寄せられた。その驚きの効果を具体的に検証しよう。 |
数字が示す重複排除(デデュプ)の驚くべき効果、 バックアップ対象を99%も圧縮 |
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企業が作成し、取り扱うデータの量は増加を続ける一方だ。ディスクをはじめとするストレージ機器のコストは年々下がっているとはいえ、それを上回るペースでデータは増加しており、それにともないバックアップの負荷も増している。昨今の経済状況を背景にコスト削減を迫られている企業にとって、増大するデータをいかに低コストでバックアップするかは、緊急の課題の1つといえるだろう。
日本CAの「CA ARCserve Backup r12.5」は、導入の容易さと操作性の高さを特長とし、国内でも高い実績を持つバックアップ/リカバリソフトウェアだ。そして、増大するデータを低コストでバックアップしたいというニーズにぴったり合った、重複排除(デデュプリケーション、通称“デデュプ”)機能を標準で備えている。オプションのような追加コストを投じることなく、簡単な設定だけですぐに、デデュプがもたらすディスク削減効果を享受できる。
では、デデュプによっていったいどのくらいバックアップデータを削減し、ストレージを節約できるのだろうか? 日本CAが展開した「デデュプでストレージ使用量を大幅削減」キャンペーン参加企業の事例を見れば、その効果が一目瞭然だ。
このキャンペーンには、従業員100〜500名規模の中堅企業から数千名に上る大企業まで40社以上が応募し、実際にCA ARCserve Backup r12.5のデデュプ機能を活用してバックアップを行った。そのほとんどが、大量のデータをバックアップする必要に迫られていた。
デデュプを利用した結果、平均でバックアップ対象データを85〜99%削減することができたという驚くべき数字が出た。これは、ファイルやデータベースなど、対象ファイルの種類を問わずに得られた結果だ。中には、535GBにも上るデータを2回のデデュプで99%圧縮した事例もあったほどだ。別のユーザーはデデュプ効果を踏まえ、「コスト削減としてかなりのメリットを感じました」と回答した。この結果からも、既存のディスク容量を有効に活用し、ストレージコストの削減につなげるデデュプの効果は明らかだ。
また、デデュプによってバックアップ対象データの総量が減れば、毎日フルバックアップを取ることも可能になる。ファイル単位での差分/増分バックアップとは異なり、毎日このフルバックアップで運用することでリカバリの手間も大きく省くことができるのだ。そのうえ、意図的に削除したはずのデータまでリストアしてしまう可能性もない。キャンペーン応募企業の声の中には、「ディスクの削減効果が高いためフルバックアップが可能になり、リストアジョブが1回で済むので処理が単純になった」という率直な感想もあった。
デデュプによってストレージを節約できるだけでなく、バックアップ運用の負荷も減らせる |
このようにデデュプは、ストレージコスト削減という直接的なメリット以外に、いくつか副次的な効果ももたらす。キャンペーン結果からは、バックアップによるストレージ使用量が減ることにより作業に要する時間が短縮でき、結果としてバックアップにまつわる運用負荷も改善されることが見えてきた。
キャンペーンに応募したユーザーのうち57%が、デデュプによって「バックアップ速度が以前より速くなった」と述べており、「リストア速度が以前より速くなった」と実感したユーザーも多い。その一方で、85%は「システム負荷が増加していない」、60%は「バックアップ運用が改善した」と答えている。つまりデデュプは、ストレージコストだけでなく、バックアップ/リカバリの運用負荷も減らすことができる。
繰り返すことによってさらなるストレージ削減効果 | ||
では、なぜデデュプによってこれほど大幅にバックアップデータを削減できるのだろうか。その仕組みを見てみよう。
企業では、同報送信メールによって複数の人が同じファイルを保存しているケースは少なくない。また、テンプレートに基づいたプレゼンテーションのように、複数の異なるファイルに同じデータが含まれていることも多い。
そこでデデュプでは、1つ1つファイル単位でバックアップを取る代わりに、データをファイルよりも細かな「ブロック」単位に分割して内容を比較する。同じ内容のブロックはバックアップしないため、ストレージ使用量を大きく節約できる。
「デデュプでストレージ使用量を大幅削減」キャンペーンに参加したユーザーの測定結果を見ると、1回目でもデータは圧縮されるが、2回目のバックアップで非常に大きな効果が上がることが明らかになっている。このようにデデュプは、繰り返していくことにより、いっそう大きな効果が得られる。重複部分を排除したデータの中から、2回、3回と繰り返し重複を排除していくことで、最終的にバックアップすべきデータは大幅に縮小されるのだ。
繰り返すことによりバックアップ対象データはさらに縮小でき、デデュプの効果をさらに享受できる |
進化し続けるCA ARCserve Backup r12.5 | ||
CA ARCserve Backup r12.5は、ほかにも、最新のWindows Server 2008 R2のHyper-V 2.0およびVMware Consolidated Backup(VCB)、VMware vStorage APIもサポートし、仮想環境への対応を強化したうえ、従来から得意としてきた運用管理面での使い勝手も改良されている。
企業にとってデジタルデータの運用性が増す一方で、コスト削減が求められている。CA ARCserve Backup r12.5は、デデュプリケーションに加え、豊富な機能と使い勝手のよいバックアップ/リカバリ機能を提供し、この相反する課題を解決する。増大し続けるデータのバックアップ/リカバリを、より少ないコストと手間で効率的に実現したいと考える企業にとって、最良の選択肢の1つといえるだろう。
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提供: 日本CA株式会社
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制作:@IT 編集部
掲載内容有効期限:2010年1月31日
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