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サーバを仮想化したらストレージも仮想化すべし アイシロンのスケールアウト型NASが コスト削減を実現する理由 |
ストレージに関するコストは削減しにくいものの1つとして挙げられる。アイシロン・システムズのスケールアウト型NAS「Isilon IQクラスタストレージ」を導入して、ストレージを仮想化するとTCOを3分の1にできるという。コストや運用負荷がどのように軽くなるのだろうか。 |
サーバ仮想技術を利用して、物理的なサーバの台数を削減した、あるいは検討しているという企業は多い。サーバを仮想化することでリソースの利用効率や運用効率の向上が見込めるからだ。
しかし、ストレージに目を転じてみると、旧態依然としたストレージアイランドが残されているのではないだろうか。これでは、本当の意味での“仮想化による効率アップ”は実現しない。サーバだけでなくストレージも仮想化してこそコスト削減が始まるのだ。
ストレージのコスト削減のためにストレージを置き換える意味 | ||
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「ストレージのトレンドは、スケールアップからスケールアウトへとシフトしています。仮想化環境におけるストレージの解は、スケールアウト型NASです」と断言するのはアイシロン・システムズ 取締役 営業本部長 兼 マーケティング本部長を務める関根 悟氏だ。
サーバを仮想化するメリットの1つに、簡単にサーバを増やせることが挙げられる。しかし、そのブートデバイスはストレージが受け持っている。
これまでの主流だったSANを考えると、新しいボリュームを切り出し、新規サーバへ割り当てる作業が発生する。このマッピング作業による構成管理や性能管理の負荷は高まるばかりだ。
また、ファイルシステムの制限から複数のストレージの管理が必要となるだけでなく、使っていない領域が残されているにも関わらず新規ストレージの増設が必要となるケースも発生する(利用効率の不均衡)。
「コスト削減という目的のために新たにスケールアウト型NASを導入するのはコスト増になるという懸念はあると思います。しかし、旧来のアーキテクチャでは、実際のストレージ利用効率は50〜60%程度に過ぎません。サーバ側を仮想化によって効率化したのに、古いストレージに足を引っ張られてしまうのです」(関根氏)
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図1 ストレージのトレンドはスケールアウト型NASへ |
仮想マシンにベストマッチなシングルファイルストレージ | ||
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アイシロンのスケールアウト型NAS「Isilon IQクラスタストレージ」は、シングルファイルシステム「OneFS」によって、管理者にやさしい仮想ストレージ環境を提供する。モジュラ型のIsilon IQ筐体(ノード)を何台積み重ねても1つのボリュームとして管理できるので、ペタバイト級のストレージをあたかもPCのハードディスクの感覚で使うことができるのだ。
通常、1台の仮想マシンは、1つのフォルダ/ディレクトリにカプセル化されてストレージに格納される。関根氏は、「仮想マシンが1000台になったとしても、1つのボリューム/ファイルシステムに1000個のフォルダ/ディレクトリとしてすべての仮想マシンが集約されている方が、複数のボリューム間に分散されるよりも分かりやすい管理ができるのではないでしょうか」と提案する。
また、ボリュームが1つであれば未使用領域を把握することも簡単だ。アイシロンが掲げる「Pay-as-You-Grow(成長に合わせて投資を)」という標語のとおり、残り容量が少なくなったら筐体を追加すればよい。増設作業もオンラインのまま、「新しい筐体を設置して、コードをつないで、ボタンを押すだけで終了します。ケーブリングが終了してからは、60秒程度」で終わるという。単一ボリューム/ファイルシステムで最大容量10.4PB、総スループット45GB/秒まで拡張可能だ。
Isilon IQクラスタストレージの稼働状況は、Webブラウザベースの管理画面から直感的に確認できる。万が一、ハードディスクに障害が発生したとしても、システムアラート画面から「どの筐体」の「どのハードディスク」を交換すべきなのかが一目で分かるようになっている。
ストレージの設計作業においても、ファイルシステム、ボリュームマネージャ、RAIDといった従来型の3層アーキテクチャをOneFSに統一したIsilon IQクラスタストレージであれば、RAID設計、ボリューム設計、RAID構築、ボリューム構築、ファイルシステム構築といった作業がなくなる。
「既存のアプリケーションを新たに仮想化環境に移植しましょうとなった場合、仮想化サーバ+アイシロンのスケールアウト型NASという仕組みになっていれば、作業コストを非常に軽減できます」(関根氏)
サーバ仮想化の流れはすでに止められないところまでやってきた。Forrester Researchの調査によれば、Isilon IQクラスタストレージのTCO(総所有コスト)は従来型NASの3分の1に押さえられるという。本気でITインフラのパフォーマンスや利用効率、生産性を向上させ、コストを削減しようと思うのであれば、ストレージの仮想化を忘れてはならない。
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図2 Isilon IQクラスタストレージでTCOを1/3に(画像をクリックすると拡大します) |
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提供:アイシロン・システムズ株式会社
アイティメディア営業企画
制作:@IT 編集部
掲載内容有効期限:2009年12月21日
ソリューションFLASH Pick UP!
スケールアウト型NAS「Isilon IQクラスタストレージ」
アイシロン・システムズ
ストレージに関するコストは削減しにくいものの1つとして挙げられる。アイシロン・システムズのスケールアウト型NAS 「Isilon IQクラスタストレージ」を導入して、ストレージを仮想化するとTCOを3分の1にできるという。コストや運用負荷がどのように軽くなるのだろうか。
新規ストレージを買い足す前にできることはいろいろある
シマンテック
ほぼすべての業務をITに依存している現在、企業のデータセンターには日々かなりの量のデータが溜まっていく。その情報量の増加に伴ってストレージを追加していくことは、購入コストばかりでなく設置スペースや電力使用料金といったランニングコストにも跳ね返る。データセンターでのコスト削減が求められている今、データを戦略的に管理することでストレージ利用の最適化を図ることは、追加購入の抑制や既存のストレージを減らすことにも繋がる、有効な手段といえる(@IT Special 2009年9月掲載) 。
ストレージを有効利用するための新技術とは
シマンテック
データセンター内にあるストレージの利用率を上げるため、現状を把握してデータの最適配置を行う。これがストレージにかかるコストを減らす1つ目のポイントならば、さらにデータのライフサイクル全体にわたって戦略的に管理し、ストレージを有効利用するのが2つ目のポイントとなる。それを実現する技術として、シンプロビジョニングや重複排除、アーカイブなどがある。これらの新しいテクノロジがどのように適用され効果を上げるのか、ストレージ削減の観点から紹介する(@IT Special 2009年9月掲載) 。
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真の仮想化=スケールアウト! 仮想化のリスクを軽減するストレージとは?
サーバの仮想化で実現した運用・資産コストの削減も従来のストレージによる様々なボトルネックが仮想化による利益を帳消しにするケースが多々ある。真の仮想化とは何か?