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第2回 高性能サーバへの置き換えで、 コスト削減、生産性向上 |
システム管理者のつぶやき
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「PC運用上手」、その後も快調。専任管理者がいない中小規模の会社でも、こんなに手軽に使えて、それでいて必要なセキュリティ管理やシステム管理をひとまとめにできるなんてちょっと驚き。
それはそうと、「PC運用上手」で導入された東芝の「MAGNIA(マグニア)」というサーバもなかなかいい。何はともあれ、速い。仮想化にも対応していて、将来的な拡張も簡単そうだし。コンピュータの性能向上は相変わらず日進月歩だってことを痛感させられる。うちにある古いサーバをこんな高性能なサーバで置き換えられれば、社員へのサービスを向上させて、同時にサーバ統合などで運用コストを圧縮できるんじゃないかな。とはいえこのご時世、なかなかサーバの置き換えなど社長に切り出せないけど……。
最新のインテル® Xeon® プロセッサー 5500番台の実力
普段はコンピュータに興味なんて持たない社長も、なぜか今回導入したMAGNIAは気になっているようだ。社長が、「この黒いパソコンは何だ?」と聞いてきた。これは新サーバ購入のチャンス? とりあえず、ダメモトで高性能サーバのメリットについて社長に説明してみた。
まず注目は搭載されているプロセッサー。今回導入した「PC運用上手」が走っているMAGNIAシリーズには、インテル® Xeon® プロセッサー 5500番台搭載の、さらに高性能モデルがある。インテル® Xeon® プロセッサー 5500番台は、4コア(最下位モデルのみ2コア)の最新プロセッサーで、開発元のインテル®によれば、1コアプロセッサーだった2005年当時のサーバ向けインテル® Xeon® プロセッサーと比較すると、約9倍の性能があるという。速いはずだ。
うちには、社内で使っているサーバがなんだかんだで10台ある。ファイル共有サーバが目的別に何台か、そのほか、グループウェア・サーバや業務アプリケーション・サーバなど、必要に応じて段階的にサーバを追加してきた。IAサーバの利点は、時代とともにコストパフォーマンスが大幅に向上するから、新しいほど安く高性能なものを導入できること。だけど、ついつい古いものはそのままにしがちで、必要以上にサーバの数が増える傾向がある。うちも、ふと気付いたら10台にもなっていた、という感じだ。
特に、6年ほど前に導入した顧客管理システムのサーバは、その後に事業が拡大して、アクセスが増えたこともあって、レスポンスの悪さに社員から不満が漏れていた。こちらとしては精一杯やっていて、ちょっとした工夫で何とかなる問題じゃないんだけど、顧客あってのビジネスだから、不満を漏らす社員の気持ちは分かる。こんな最新サーバに移行すれば、みんなの不満は解決して生産性は上がるだろうし、さらなる将来の事業拡張にも十分対応できる。
と、ここまで説明したところで、社長の目つきがちょっと変わったゾ。関心を持ってもらえたのかな…。いいたいことはまだまだある。さらにプッシュだ!
仮想化活用でサーバ統合、運用コストを大幅ダウン
レスポンス向上、社員の生産性向上ももちろん重要だけど、サーバが10台もあると、システム管理の手間も大変なもの。毎月のセキュリティ更新の適用やら、データのバックアップやら、1つ1つは大した作業ではないけれど、10台もあるとかなりの負担だ。
自分の仕事だし、必然性があるならしかたないことだけど、うちの用途で10台もサーバが必要だとは思えない。段階的に導入したから別々のサーバになってしまっているけど、本当は半分くらいの台数に統合できると思う。稼働中のサーバを止めるのは難しいし、安全・確実なサーバ統合の方法もよく分からなかったのでこれまで放置してきたけど、そろそろ限界だ。
この点、インテル® Xeon® プロセッサーは、高性能なだけでなく、ハードウェア・ベースで仮想化を支援するインテル® バーチャライゼーション・テクノロジーがある。この機能を使えば、容易にいまあるサーバを仮想環境に移行できるはずだ。こうして古いサーバをお役御免にすれば、管理の手間は大幅に減る。仮想環境で動くサーバはソフトウェアだけで管理できるから、複数サーバの統合的な管理や、管理の自動化などを簡単に行えるだろう。過去の資産を無駄にすることなく、サーバ構成を最適化し、管理コストを大幅に削減できるわけだ。
ここまで説明したら、何を思い立ったか、社長が興奮して話しだした。
「おい、キミの話をまとめると、高性能な新サーバにすると社員の生産性は上がり、将来の事業拡張にも備えられる。しかも管理コストが下がって経費節減になる、そういうことか!」
社長、そのとおりです。リースの延長は安上がりのように見えますが、本当のコスト圧縮を狙うには、新しいサーバ環境に乗り換えることなんですよ。
「キミ、そういうことなら、いまあるサーバのリース延長などやめて、この新しいサーバに買い換えたらどうだ!」
社長! 話が分かるじゃないですか! サーバ統合は簡単じゃないけど、社のためにがんばります!
電気代も減って地球環境保護に貢献!?
―― それから3カ月。無事、新規導入したMAGNIAサーバへのサーバ統合を完了 ――
ふー。サーバ統合は大変だったけど、高性能なインテル® Xeon® プロセッサー 5500番台を搭載するMAGNIAを利用した仮想化によるサーバ統合で、いままで10台もあったサーバが2台になった。「PC運用上手」のサーバと合わせてもサーバは3台、メンテナンスはグっと楽になった。
ファイル・サーバのストレージはRAID構成にしたんだけど、東芝のRAIDコントローラはSAS(Serial Attached SCSI)に対応した独自コントローラで、SAS HDDを8台まで接続可能、標準でバックアップ・バッテリを搭載していて、電源トラブルからもデータを守ることができる。サポート体制も国内で完結していて安心だ。
みんなは気付いてないけど、サーバの運用にかかっていた電気代もかなり安くなっている。何より、サーバ統合で台数が減っているし、さらに、インテル® Xeon® プロセッサーには高度な電力制御技術が搭載されていて、プロセッサーの負荷と電力消費を緻密に最適化して省電力を実現しているからだ。電力消費を抑えて、電気代も安くなって、結果として地球温暖化ガスの削減にも少しは貢献したはず。何だかちょっとうれしい。
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【第1回】 専任管理者いらずで簡単&確実なセキュリティ対策を実現する「PC運用上手」 |
【第2回】 高性能サーバへの置き換えで、コスト削減、生産性向上 |
※ご注意
本文中に登場する会社や個人、状況設定は架空のもので、実在するものではありません。
提供:株式会社東芝、インテル株式会社
アイティメディア 営業企画
制作:@IT 編集部
掲載内容有効期限:2009年11月30日
※ Intel®、インテル®、Intel® ロゴ、Intel Inside®、Intel Inside® ロゴ、Xeon®、Xeon Inside®は、アメリカ合衆国および、そのほかの国におけるIntel Corporationまたは、その子会社の商標または登録商標です。MAGNIAは東芝の登録商標です。
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