ACL
アクセスコントロールリスト / アクセス制御リスト / エーシーエル / Access Control List
ユーザーの役職や所属グループなどに応じてアクセス可能なリソースを制限する際に、ユーザー名とリソースとのひも付けを確認するためのリスト。
ネットワークには、すべてのユーザーで共有可能なリソース以外にも、指定されたユーザー以外のアクセスを制限すべきリソースが存在する。例えば、経理部門や特定の管理職のみが閲覧すべき財務情報や人事情報、プロジェクトグループのみで共有したい資料のほかなどだ。
そのリソースに対するアクセスをユーザーごとに拒否するか許可するか、読み込みや書き込みを許可するかどうかなどをまとめ、リスト化することによって、きめ細かいアクセス制御を実現する。
なお、ACLは多くの場合、Windows NTなどにおけるアクセス制御リストとして解説されている。UNIX互換OSにもPOSIX ACLベースのACLがあるが、Windows NTの特殊なアクセス権の移行ができないなど、基本は似ていても完全な互換性があるわけではない。
現在は情報漏えいや不正アクセスなどへのセキュリティ対策のキーワードとして汎用的に使用されることが多い。
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