大企業並みのサポートをSMB市場にも提供し、トータルでIT運用を支援小規模事業所に向けたファイルサーバーソリューション

サクサの「SB2000」は、自動バックアップや自己診断・通知機能により、IT管理者のいない小規模な事業所でも安心して利用できる5年間無償機器保証のNASファイルサーバーだ。また、情報システム部門がない中小企業には、ビジネスホンからクラウドまでをトータルで提供するサービス「OfficeAGENT」で支援していく。

» 2014年10月07日 10時00分 公開
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小企業向けの機能が充実したファイルサーバー「SB2000」

ALT サクサ 経営企画本部 事業企画部 担当部長 小山田昌和氏

 サクサは中堅中小規模(SMB)市場において、ビジネスホンなどの通信機器を開発し、販売店を通じて販売してきた企業だ。

 「私たちは、中小企業の中でも社員数10名前後の小規模な企業に強力な販売網を持っています。このような企業では、PCやサーバーを利用していても、専任の情報システム部門はなく、管理する人がいないケースが多いため、私たちが新たにIT/ネットワークの新製品をリリース、販売して支援しています」と小山田昌和氏(経営企画本部 事業企画部 担当部長)は説明する。

 サクサでは、2013年11月にNAS(Network Attached Storage)ファイルサーバーの「SB2000」をリリースし、情報システム部門がない企業でも簡単に運用できるような機能やサービスを付加して販売している(図1)。

図1 図1 Windows Storage Server 2012およびWindows Server 2012 Standardを搭載できるNASファイルサーバー「SB2000」(クリックで拡大します)

 「小企業の中には、Windows Server 2003が稼働していても気が付いていなかったり、サポートの終了を知らない企業もあります」と小山田氏が話すように、新たにマイクロソフトのWindows Embeddedパートナーとして、ファイルサーバー市場に参入してきたサクサでは、2013年から東京、名古屋、大阪、福岡でマイクロソフトの講師を呼んでパートナーに向けたセミナーを実施するなど、Windows Server 2003サポート終了対策の啓蒙活動を積極的に行っている。

 SB2000は、PCから自動バックアップする機能を備え、SB2000自体のデータもサクサが運用するクラウドサーバーにバックアップする機能も提供しているため、ユーザーは意識することなく、万が一のデータ損失などに備えられるようになっている。

 また、定期的に自己診断を行う機能も備え、異常を検知した場合は、メールで自動的にサポートセンターに連絡が届き、サクサのサービスマンが迅速に駆け付けて修理する体制になっているのも、専任の管理者のいない企業には心強い対応だ。さらに、導入後5年間はサーバーの故障を無償で修理してくれる「5年間無償機器保証」が付属することも、安心して利用できる大きなポイントになる。

トータルにオフィス環境を構築する「OfficeAGENT」

 サクサでは、小企業が使いやすいファイルサーバーを提供するだけでなく、クラウドやファイルサーバー、複合機、ビジネスホン、UTN(統合脅威管理アプライアンス)製品、リモートVPNルーターを組み合わせたトータルなソリューションとして「OfficeAGENT」というサービスを提供している。

 OfficeAGENTは、サクサが提供するIT/ネットワーク/オフィス製品をベースに、情報システム部門の代理人となってオフィス全体の機器の運営を行い、要望に合わせて製品同士を連携させることで企業のビジネス課題の解決を支援するものだ(図2)。

図2 図2 ITやネットワーク、オフィス機器を組み合わせたトータルなソリューションとサポートを提供する「OfficeAGENT」(クリックで拡大します)

 例えば、SB2000と2014年8月にリリースされたリモートVPNルーター「ZC1000」を組み合わせることで、外出先のスマートフォンや自宅のPCから社内のファイルサーバーに安全にアクセスすることが可能となる。

 「大きな企業では、社外からのアクセスを可能にする仕組みを取り入れていますが、中小企業ではまだまだ取り入れていないケースが多いと思います」と小山田氏は話し、PC(Windows OS)用アプリの「リモートVPN-WIN」や、iPhoneアプリの「SB-Station」が無償提供されて、簡単にアクセスができると説明する。

 また、ZC1000でセキュアなVPNを利用することによって、リモートでサポートを受けることも可能だ。サクサのサポートセンターからユーザーの許可を得て社内のファイルサーバーなどにアクセスできれば、障害時に迅速にサポートやメンテナンスを行うことができるようになる。

各機器の連携やネットワークセキュリティも提供

 オフィス機器との連携では、ビジネスホン「PLATIA」で受信した留守番電話や複合機で受信したFAXをSB2000に保存し、外出先や社内のPCおよびスマートフォンなどから確認することが可能だ。場所や時間に関係なく、商談などの連絡を確認でき、機会を逃さないようにビジネスを進めるためには必要な機能となるだろう。

 UTN製品の「SS1000」は、悪意のある通信を遮断し、効果的なネットワーク構築を実現する製品だ。ファイアウォール、侵入検知防止、迷惑メールブロック、Webアンチウイルス、URLフィルタリング、P2Pアプリなどの防御、スマートフォンセキュリティなどの機能を備え、社内ネットワークを安全に保つことが可能となる。アークンのアンチウイルスソフトを組み合わせてネットワークセキュリティの二重化を実現した製品「SS1000α」もラインアップされ、ウイルス定義ファイルの5年間自動更新やクライアントライセンス20台分も付属する。

 「OfficeAGENTは、マイクロソフトとの協業も含め、さらに進化させて、ソリューションとして機能アップさせる予定です。大企業並みのサポートとITの利活用を小企業でも行えるようにすることが私たちの役目と考えていますので、Windows Server 2003を使ったファイルサーバーをどうしたらよいか分からないお客さまはもちろん、これからITの導入を考えているお客さまや、ビジネスに課題を抱えているお客さまも気軽にお問い合わせください」(小山田氏)

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提供:サクサ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2014年11月6日

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