キャリアチェンジでグローバルベンチャーの「星」となる――モンスター・ラボでの働き方Wantedly×@IT自分戦略研究所

業界誌編集者から傭兵を経て、島根で働くエンジニアへ。SI事業者からベンチャーを経て、全社の技術を統括するテクノロジストへ――ここで働くエンジニアたちは、みなキラキラ輝く「スター」だ。

» 2016年04月14日 10時00分 公開
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 東京、中目黒駅から歩いて5分の場所に、「モンスター・ラボ」は拠点を構える。モンスターは「怪物」ではなく、フランス語で私を意味する「mon」、そして英語の星「star」を組み合わせた言葉だ。テクノロジを用いて創造的なチャレンジを行い、かつ世界の壁を越え、最高のチームで世界を変える集団、それが「モンスター・ラボ」だ。

 今回は、同社で活躍中のエンジニアに、これまでの経験や現在取り組んでいることなどを聞いてみた。モンスター・ラボのメンバーというだけでなく、「あるエンジニアの歩んだ道」としても、多くの人に参考になるはずだ。

 2人の特色ある経歴を持つエンジニアのストーリーを共有しよう。

誰かの役に立つことをしたいから、経験を持ってモンスター・ラボで働く

モンスター・ラボ サービス開発事業部 テクノロジスト 平田大祐氏

 1人目のエンジニアは、モンスター・ラボのメンバーとして2015年3月に加わった、サービス開発事業部 テクノロジストの平田大祐氏だ。平田氏は現在、モンスターラボ内で進行している30〜40のプロジェクトを横断して「技術的難易度の高い問題を解決する」という役割を担っている。さらに、今後ビジネスとして使えそうな技術を先行してチェックし、受注提案を技術面から支援することも行っている。代表取締役社長の鮄川宏樹氏によると「グループとしてどこに注力すべきか、という技術戦略的なことを見る『CTO』に近い動き」ということだ。

 平田氏は2回の転職を経て、モンスター・ラボにジョインした。「学生のころはあまり勉強せず、音楽をやったりバックパッカーでフラフラしたり、よくいる文系タイプ」だったとのこと。

 しかし大手SI事業者に就職し、ITスペシャリストとして働き始めると「必要に迫られて初めて数学的な勉強をし、やっと楽しいと思えるようになりました。当時はまだ先進的な技術だった仮想環境への統合などに携わりました。当時は素人だったので、できるだけ勉強しようと努力していたら、いろんなモノが見えるようになりました」と平田氏は振り返る。

 「その結果、この会社ではできることが限られると思うようになりました。ならば環境を変えよう、というのが1回目の転職の理由です」(平田氏)

 その後、技術寄りの分野に携われるベンチャー企業へ平田氏は転職する。そこでは広い分野で新しいことに積極的に取り組んでいた。「SNSのデータ分析、通信キャリア向けのVoLTE検証ミドルウェア、文化施設の展示物紹介コンソール制作、それにドローンの開発までやりました」という。しかし、平田氏はこのチャレンジでも完全には満足しなかった。

 「チャレンジできましたし、ある程度の満足はありました。しかし、『Webやアプリ開発の最前線からはちょっと遠くなった』とも感じていました」(平田氏)

 そのころ、たまたま見たのが「Wantedly」に掲載されていた、モンスター・ラボの情報だったという。

 「Wantedlyには登録済みだったと思います。いつ登録したのかはまったく覚えていません(苦笑)。その時は転職する気はなかったのですが、モンスター・ラボの方から『遊びに来ませんか?』と誘われ、『面白そうだな』と気軽な気持ちで話を聞きに行きました」(平田氏)

 平田氏はそのとき、モンスター・ラボの企業理念に魅力を感じたという。「『国境を超える』という理念は、これまで見たことがないものでした。最終面接で(代表取締役社長の)鮄川に会うまで4回の面接をしましたが、どの人も『エンジニア』的、技術的な会話ができました」と平田氏は振り返る。

 現在、平田氏はさまざまなプロジェクトで発生する「技術的な問題点」をピックアップし、横断的にサポートしている。

 「『会社の戦略を考える』ことに、面白さを感じています。プログラマーの中には『マネジャーになりたくない』『プログラム以外やりたくない』と思う人もいるかもしれませんが、こんな働き方も面白いと思いました。自分では、マネジャーをやっているつもりはないんですけれどね」(平田氏)

 平田氏が今、一番楽しいのは「課題が解決すること」だという。「すぐには解決しないときもありますが、少しずつ、少しずつ前に進んでいる。みんなで『やったな!』『次に進もう!』と思えると、本当にスカッとします。誰かの役に立つ――プロジェクトが社会に出て役に立つだけではなく、社内で困っている人を助けられることがうれしいです」と、平田氏は今の心境を語る。

編集者からプログラマーへ、そしてRuby発祥の地「島根」で働く

島根開発拠点 テクノロジストの羽角 均氏は、Skypeで参加した

 もう1人は、これまで「編集者」としてキャリアを築いてきて、その知識を生かして「プログラマー」に転進した島根開発拠点 テクノロジストの羽角 均氏だ。

 羽角氏は、現在モンスター・ラボの「島根開発拠点」で働いている。「島根出身ではないのですが、ここ、島根でRubyの仕事をしたかった」と羽角氏は述べる。彼はどのようにして、モンスター・ラボにたどり着いたのだろうか――。

 羽角氏は千葉出身で、大学では建築学を学び、建設業界誌の「編集者」として建築関係の書籍を作る仕事に携わっていた。「そのとき社内で使っていたデータベースシステムが使いづらかったので、上司に『Delphiを6万円で買ってくれたら、作り直しますよ』と進言したら通って、社内DBを作り替えました。そのシステムはつい最近まで使われていたと聞いています」という。

 建築とソフトウェア――この2者は思った以上に近かったと羽角氏は語る。ITの世界でも、建築の世界でもベースとなる「アーキテクト」。その共通性もあってか、羽角氏は開発の仕事に興味を持つ。

 「10年間務めた編集部を辞め、35歳のころに小さな開発系のベンチャー企業に転職しました。印刷や画像処理、出版などの知識が生かせる、出版社向けのシステム開発を行う企業です」(羽角氏)

 そこで念願のエンジニアになり、プロジェクトマネジャー兼アーキテクト、そして提案、販売、営業、運用など、あらゆることに携わった。「自分ではリーダー的な素質を持っているとはあまり思ってない」とは言いながらも、自然と「リーダー」として慕われ、業務を引っ張る存在になっていったという。

 そこでエンジニアとして3年経験を積んだ後、「“傭兵”として戦ってみよう」と思い、フリーランスのエンジニアになって、ある案件に飛び込んだ。その「ある案件」がたまたま、モンスター・ラボの仕事だったそうだ。

 その際、「新たに島根開発拠点を作る」という話をオフィス内で聞いた羽角氏。

 「まず、松江という場所がいいと思いました。住んだことはありませんでしたが、小さな城下町で日本にわずか12個しかない木造建築のお城があり、文化も食べ物もある。何よりRuby発祥の地です。だから『呼んでくれたらすぐに松江に行きますよ』と話したら『すぐに行ってくれ』と言われ、今に至ります」(羽角氏)

 現在は松江で働きながら、東京、海外をまたぐプロジェクトチームのリーダーとして、さまざまな案件に携わっている。これまで働いてきた企業にあった技術的な制約――GitHubを使いたいのに使えない、Ruby on Railsを使いたいのに使えない、Amazon AWSを使いたいのに使えない、など――から解放された毎日を過ごしている。

 「平田さんみたいに相談できる人もいて、何でもできるのがいいし、風通しが良いのは間違いないですね」(羽角氏)

 前職では若干「リーダー疲れ」を感じていたが、今またリーダーをやっている。その点を羽角氏は「今は全体が見えるから、その『全体感』をメンバーに的確に伝えられます。一度、“傭兵”をやったからこそ、その重要さが分かるのです。傭兵もリーダーも、結果を出すために等しく重要であるならば、リーダーをやるのも『アリ』かも、と今は思います。自分はそういうところで、能力を発揮すべきなのかもしれません」という。

 「自分のバリューを発揮し、お客さまが必要としているものをどうやって作り出すか、今はそういうことを追究したいのです」(羽角氏)

「多様性を生かす仕組みを作り出し、世界に貢献する」ために――来たれ、新たな「星」よ

 今、モンスター・ラボは平田氏、羽角氏に続くような新たな「星」を求めている。開発のプロジェクトマネジャーとして、リーダーとして、コーダーとして、さまざまな興味を持つようなエンジニアだ。働く場所も東京に限らない。ベトナム、中国、バングラデシュといった海外の開発拠点で働ける可能性があるし、アプリケーション開発を世界中のエンジニアチームに発注できる、グローバルソーシングサービス「セカイラボ」もある。文字通り「国境を越える」仕事ができる場所だ。

モンスター・ラボ 代表取締役社長 鮄川宏樹氏

 「わが社には『アジャイル侍』と呼ばれるアジャイルマスターがいて、開発プロセスをアジャイル視点から考え、プロジェクトを成功させるというゴールを持って働いています。プロジェクトの回し方を考える人、サービスがスタートした後にどう成長させるかを考える人、何らかの技術を使ってうまい方向に持っていく人――いろいろな人が、それぞれの多様な経験を生かせるといいと思います」と、代表取締役社長の鮄川氏は語る。

 「わが社では、プログラミングだけしたい、自分のやりたいことだけをやる、なんてことはできないかもしれません。でも、技術を持つ人は、その技術でプロジェクトを支援できますし、モチベーションが高い人のパフォーマンスを上げるためには、島根など希望の場所や働き方ができるように調整します。そうすれば全体の品質が上がりますし、いい仕組みになります」(鮄川氏)

 現在、モンスター・ラボは、新たな「星」を求めている。本記事で少しでも興味を持ったエンジニアは、一度中目黒のオフィスに「遊び」に行ってみてはいかがだろうか。平田氏のように、何となく訪問してみたことがきっかけで、大きく人生が変わることがあるかもしれないのだから――。


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提供:ウォンテッドリー株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT自分戦略研究所 編集部/掲載内容有効期限:2016年5月11日

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