最低限の導入・運用コストで「長期にわたって差別化を支えられる環境」を作るには?「X-MEN」などで知られるライジング・サン・ピクチャーズはどうVFX環境を強化したか

» 2016年06月08日 17時00分 公開
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 2015年、「X-MEN フューチャー&パスト」でアカデミー視覚効果賞にノミネートされるなど、VFX製作会社として豊富な実績を持つライジング・サン・ピクチャーズ。映画制作という競争の激しい市場環境では、先駆的な作品を作る上で、映像表現が重要な差別化ポイントになる。特に拡張現実 (AR) や仮想現実(VR)も実際に使われ始めている今、VFX技術を“常に進化させ続けること”が競争優位の前提条件ともなっている。

 そうした中、同社もレンダリング環境の強化を迫られていた。だが予算に制約があるのは同社も同じだ。導入コスト・運用コストを極力抑えながら、長期にわたって“技術進化”に対応でき、差別化を支え続けられる環境は、一体どうすれば構築できるのか――その解決のカギとなったのが、インテル® Xeon® プロセッサー E5 ファミリー搭載の「Dell PowerEdge FC630」サーバモジュールと、「Dell PowerEdge FX2」シャーシだったという。

 ポイントは2つ。1つは「サーバ、ストレージ、ネットワーキングをコンパクトなシャーシ(2U)に集約」できるDell PowerEdge FX2の特長と、Dell PowerEdge FC630の高性能かつコンパクトという特長を組み合わせたこと。これにより、10台の Dell PowerEdge FX2 シャーシに40台の Dell PowerEdge FC630 サーバを搭載することで、高密度な環境を構築。消費電力/冷却面でも優れた運用効率を実現した。もう1つは、モジュラー式のサーバを採用したこと。将来、よりハイスペック・低コストなサーバがデルから登場すれば“差し替えるだけ”で済むためだ。

 システムインフラの導入・強化を狙う企業にとって、「最低限のコストで、最大限の性能を」を狙うのは大前提だが、経営環境変化が速い現在、「一度作ったら終わり」ではなく“変化に対応できる柔軟性”がコストパフォーマンスの大きな決め手になる。ライジング・サン・ピクチャーズの採った非常にシンプルかつ合理的な選択は、同様の課題を持つ多くの企業にとって参考になるのではないだろうか。

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