ブランデーがお好きでしょ?――あなたに夢を見せてあげる転職バーのハルカさん(3)

転職活動中のエンジニア「シュウヘイ」は、スキルや経験をアピールしてもなかなか内定が取れない。彼に欠けている“あるもの”に気付かせるために「転職バー」のバーテンダー「ハルカさん」が招集したのは、ちょっと(いや、とても)乱暴な彼女、「サディスティック・ミミ」だ!

» 2017年08月01日 10時00分 公開
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転職バーのハルカさん

登場人物

syuhei

シュウヘイ

そこそこの大学を出て、そこそこのITベンダーで働く、そこそこのシステムエンジニア。給与とやりがいの持てない仕事や失敗の責任を部下に押し付けて逃げるばかりの上司に嫌気が差し、同業他社への転職を目指している

haruka

ハルカさん

「転職バー ハルカ」のバーテンダー。人の匂いからその心理や行動、未来まで見抜く特殊な能力を持ち、店を訪れる客の相談に乗っている

mimi

サディスティック・ミミ

ハルカさんの幼なじみの保育士。ハードなファッションに身を包み言動も乱暴だが、園児や保護者たちの人気者



前回までのあらすじ

そこそこのITベンダーで働くそこそこのシステムエンジニア「シュウヘイ」がふらりと入った「転職バー」。バーテンダーの「ハルカさん」は首筋の匂いを嗅ぐと、相手が考えていることが分かるという特技を持っている。

ハルカさんのアドバイスで少しずつ自分の欠点が分かってきたシュウヘイ。しかし、ここのところ転職活動が停滞している様子……。



mimi

おら、シュウヘイ! テント立て終わったら、次は入場門の柱を立てな。モタモタすんじゃないよ。それと来賓用の飲み物50本、ちゃんと手配したんだろうね!

まだ? バッカヤロー、昨日、あれだけ忘れるなって言っただろう! 今からすぐに買ってこい。走れ! 遅れたら、このムチでしばき倒すよ! (ビシッ!)


syuhei

な、何すんだ! ほ、本当に当たりそうだったじゃないか!


mimi

くっちゃべってる暇があるなら走れ! (ビシッ!)









これがシュウヘイの新しい職場? 随分人づかいが荒いような……








syuhei

ヒイイ!

(うー、朝から休む暇もなく肉体労働。保育園ってこんなにブラックなの?)




おや? シュウヘイ、日曜だって言うのに何をしているんだろう? 運動会の手伝いみたいだけれど、ボンデージファッションの女にムチで脅されながら走り回って……。彼、そんな趣味あったかなあ。どういうことだか、ちょっと1週間前の「転職バー」に戻って話を聞いてみようか。






転職活動中は恋もしちゃいけないんですか!



syuhei

ハルカさん! あ、あの、今度の土曜日……お、お時間ありませんでしょうか?


haruka

土曜日?




syuhei

そうです。その……よ、よかったら、映画、と、か……。


haruka

もしかしてデートのお誘い? フフ。うれしいわ。でも、ごめんなさい。土曜日は予定があるの。




syuhei

じ、じゃあ日曜日。映画じゃなくても、食事だけでも……。


haruka

……。




曜日の問題じゃないと思うよ、シュウヘイ。

それはそうと、さっきから店の隅からこっちを見てる客がいる。さっきのボンデージ女みたいだ。




mimi

やめときな。


syuhei

ん?




mimi

アンタ程度の男がハルカを口説いても、万に一つも成功しない。


syuhei

そんなことやってみなきゃ分かんないじゃないですか!

……ってか、アンタ誰?




mimi

アタシはサディスティック・ミミ。ハルカの幼なじみの保育士さ。

アンタ、転職活動中のシュウヘイだろ? ハルカから聞いてるよ。でも、今のアンタにハルカを口説く資格なんてないね。


syuhei

転職と恋愛は別じゃないですか!



mimi

中学生みたいなこと言ってんじゃないよ。ただ、一方的にほれただけで告白するなんて、25にもなった男のすることじゃない。




syuhei

好きなんだからいいじゃないですか! 他に何が必要だって言うんですか?

ねえ、ハルカさん?


haruka

フフ……どうかしら。

でも、今のシュウヘイ君は、新しい職場探しに専念すべきかも。


syuhei

そんなあ。






haruka

シュウヘイ君、ちょっといいかしら?




おっと、またハルカさんの香り診断が始まった。シュウヘイの首すじに顔を近づけて……こら、シュウヘイ。ヨダレ、ヨダレ!






決め手がない男。その名はシュウヘイ



haruka

やっぱり。

シュウヘイ君、転職活動、行き詰まってる? 甘いのか苦いのか、ちょっと中途半端な香りがするわ。


syuhei

わ、分かっちゃいます? 何だか面接でうまくいかなくて。いろいろアピールしているのに、なぜか相手の反応が鈍いっていうか、あんまり熱心に話を聞いてくれない感じで。


haruka

シュウヘイ君の魅力を伝えられてないのね。




mimi

あんのかね? こんな奴に魅力なんて。見たとこ根性も体力もなさそうだし、頭だって良いようには見えない。


syuhei

し、失礼な。ぼ、僕は、インフラもフロントも分かるスーパーエンジニアなんだぞ。

プログラミング言語もいろいろ知っているし、いろいろな業種のプロジェクトに参加したし、もう、いろいろ、いろいろできるんだ。面接でも、そのことはちゃんと伝えてる……はずなんだけど……。




mimi

独りよがりなんじゃねえの? 「僕、あれもできます。これもできます」、そんな自慢話だけ繰り返されてもな。


syuhei

じゃあ、どうしろっていうんですか。ぼ、僕は一体、何をアピールすればいいんですか?


mimi

知らないよ。




syuhei

な……ひ、人を散々ディスっておいて、何て無責任な!


mimi

知らないもんは知らないって言ってんだろ。自分で考えな! そんなこと (ビシッ)


syuhei

ヒイイ! 怖いいぃぃ。ハルカさん、た、助けてえ。




haruka

でも、確かにミミが言う通り、シュウヘイ君にはいまひとつ、足りないものがあるかもね。


syuhei

やっぱり、ダメなんでしょうか……僕。




決戦は日曜日



haruka

そうそう、シュウヘイくんにオススメのカクテルがあるの。ブランデーとオレンジキュラソーにペルノーを1ダッシュ。シェイクして……

さあ、召し上がれ。









ハルカのカクテル、召・し・上・が・れ








syuhei

……おいしい。何だろう、ふわふわと夢を見ているような。ハルカさん、これ何ですか?


haruka

フフ。これはね、「ドリーム」という名前のカクテルよ。

ねえ、ミミ。今度の日曜日、あなたの保育園、運動会よね。


mimi

ああ。園長杯をめぐっての仁義なき戦いの日だ。


syuhei

仁義なきって……。




haruka

運動会、シュウヘイ君に手伝ってもらったら?


mimi

ああん?


haruka

言ってたじゃない。テントの設営とか重いもの運ぶのとか、男手が足りなくて困ってるって。


mimi

ふん! まあ、何があっても絶対服従って誓うなら、使ってやらんこともないけどね。




syuhei

やだ! やだよ! こんなムチ女の手伝いなんか。


mimi

うるさい! 集合は日曜日AM5:30。1分でも遅れたらしばき倒すよ!


syuhei

こ、こわいよお、やだよお、ハルカさん。




haruka

シュウヘイ君、お・ね・が・い。子どもたちのために一生懸命働くシュウヘイ君、きっとすてきよ。


syuhei

すっ、すてき……そ、そうですか?


haruka

ええ。私、そういう男の人、好きだわ。


syuhei

(好き……好き……好き……ハルカさんが僕のことを……大好き……)




いや、それは違うって。

それはともかく、シュウヘイがミミにこき使われているのは、そういう理由だったんだね。じゃあ運動会当日に戻ろうか。




勝つためには手段を選ばないよ



ミミは最年長の「クマさん組」の担任だ。でも、得点経過を見ると、1つ年下の「パンダさん組」に負けてる。最後のリレーで絶対、勝たなくちゃ。




mimi

いいか、テメエら! このまま年下に負けるなんて、アタシが許さねえ!


enji

あい!




素直でかわいい園児たち。ミミの教育の成果かな?




mimi

安心しろ。このリレーはアタシがテメエらを絶対に勝たせてやる!


enji

あい!


syuhei

(絶対にって、どうやって???)




mimi

コウ太は「ヨーイドン」でスタートしたら、パンダ組の奴の足を引っ掛ける。勝つためには手段を選ばない。


syuhei

ちょっ、な、何を言ってるんですか、ミミさん。ダメですよ、そんな反則。




mimi

それがうまくいかなかったら、リナたちの出番だ。パンダ組のコースにバナナの皮をばらまけ。すべって転ばせるんだ。


syuhei

ヒ、ヒキョウな!




mimi

それでもダメならシュウヘイの出番だ。アンカーのツバサを脇に抱えて、ゴールまで突っ走るんだ。


enji

あーい!







アタシは「勝ち」にこだわるヨ!






mimi

さあ、テメエらを勝たせてくれる、そこのモテナイ君にあいさつだ!


syuhei

(モ、モテナイ君だと?)


enji

モテナイくん、よろしくおねがいします!


syuhei

だ、ダメだよ、そんな……うっ、純真無垢な幼児のまなざしが……ま、まぶしい!!




頑張れよ。モテナイ君。あっ、ハルカさんが来たよ。




そのまなざし、忘れないで



haruka

どう? ミミの様子は。


syuhei

むちゃくちゃですよ。リレーで勝とうって、卑劣極まりない作戦の数々を。


haruka

フフ……大丈夫よ。子どもたちは、そんなズルをしたりはしないわ。冗談だって分かってるもの。


syuhei

じゃあ、何のために。




haruka

ミミはね、夢を見せているのよ。


syuhei

夢?


haruka

「何か、面白いことがありそう。うまくやれそう」っていう夢。みんなの気持ちが一つになるとパフォーマンスも上がる、そういうものよ。


syuhei

へえ。




haruka

それよりも、さっきのまなざし。


syuhei

まなざし?


haruka

子どもたちのキラキラしたまなざし、見たでしょ? みんな、シュウヘイ君がアンカーの子を抱えてゴールテープを切る瞬間を想像してワクワクしたのよ。そんなことが本当にあったら、きっと面白いって。


syuhei

ワクワク?




haruka

シュウヘイ君。あなた、転職活動でも相手にそういう目で見てもらうようにすべきなんじゃない?


syuhei

え?






夢を見せてよ、ベイビー



haruka

「悪くはないけれど、決め手がない」という理由で不採用になるケースはよくあるわ。それは、転職希望者が相手の会社に夢を見せてあげられないからだと私は思うの。

スキルや経験だけじゃなく、職場でどう貢献してくれるのか、足りない部分をどう補ってくれるのか、あなたが加わることで職場の雰囲気がどう変わるのか――それが見えて初めて、面接官の目が輝いて、本気でシュウヘイ君を欲しがると思うの。


syuhei

夢を見せる……。




haruka

シュウヘイ君は、プログラムが書けるって言うけど、そんな人IT企業にはたくさんいるでしょ?

大切なのは「技術」だけじゃなくて、それを生かす「アイデア」を持っていること。相手の会社の課題解決に、あなたがどう「貢献」できるかを説明することじゃないかしら。

「会社の売り上げに貢献できるソフトを作れる」とか、「社運を懸けたIT導入を成功させられる」とか、そんな夢を見せるのよ。


syuhei

セールスマンみたいですね。




haruka

セールスマンというよりも、提案者ね。「私を使って会社を良くしてみませんか」と提案するの。シンプルに強みをアピールすればいい新卒者とは、そこが違うわ。

そして、夢を持ってもらうためには、求人票やコーポレートサイトで相手の会社が何をしたくてどんな人が欲しいのかしっかり調べて、自分なりのストーリを立てなくちゃね。


syuhei

そうか……。

そ、それって、デートも同じですよね。「僕とデートしたら、きっと楽しい」って、そんな夢をハルカさんに見せられ……


haruka

あっ! クマさん組、1番になったわ。ミミ、おめでとう!




あーあ。シュウヘイの話の途中なのに、ハルカさんたらミミのところに走っていってしまったよ。

そうか、ハルカさんは、園児たちの夢いっぱいの視線をシュウヘイに浴びせたくて、ミミと作戦を立てたんだね。

子どもたちが喜ぶ姿をうれしそうに見つめながら帰っていったよ。




mimi

シュウヘイ、ありがとな。おかげで優勝できたよ。


syuhei

いや、僕は何も……

でも、いろいろ勉強になりました。ハルカさんの誘い方も!




mimi

そっちかい……。

まあ、「好き、好き」アピールだけじゃダメってこと、分かったろ。

相手がどうやって楽しませてくれるのか、どうやって幸せにしてくれるのか、大人の女はちゃんと見てるんだよ。

でも、あいつを幸せにするのは……難しいよ、きっと。


syuhei

どうしてです?


mimi

いや、アタシの口からは、ちょっとな。少なくとも、今のアンタじゃ、まだまだ修行が足りないかな

じゃ! またな!




syuhei

ちょ、ちょっとミミさん、教えてくださいよ。ねえ。




つづく


ハルカのワンポイントレッスン

転職活動の自己アピールは、「アレができる」「コレができる」だけじゃダメ。その技術や経験を使ってどんなことができるのか、自分を採用したらどんなメリットがあるのか、イメージしやすいように話すのよ。

転職活動も恋人探しも、相手に夢を見せてあげなくちゃね。



イラスト:アサミネ鈴/ad-manga.com

転職バーのハルカさん シリーズ

第1回 コアントローの香り……あなた、良からぬことを考えているわね

そこそこのITベンダーで働くそこそこのシステムエンジニア「シュウヘイ」がふらりと入った「転職バー」。美人バーテンダー「ハルカさん」に首筋の匂いをかがれて……シュウヘイ昇天!


第2回 取りあえずビール? それともビール“を”飲みたいの?

転職活動中のエンジニア「シュウヘイ」がやっと獲得した内定に難色を示す美人バーテンダーの「ハルカさん」。「仕事をゆずれ」とすごむ「シタロー」さん――「転職バー」は、今日も波乱のヨ・カ・ン。


激務な職場を辞めたいが、美女が邪魔して辞められない バックナンバー

第1回 僕、この美女地獄から永遠に脱出できないかも……

IT企業で働く平凡なエンジニア梧籐 剛、27歳。美人上司と可愛い過ぎる後輩に挟まれて日々開発にいそしむ彼には、誰にも言えない悩みがあった……。


第2回 壁ドンされたって、ドキドキなんかしない……んだから……ね……

ここは都内のとあるIT企業。退職を希望する27歳のエンジニア梧籐 剛は、上司に辞意を伝えたのだが、なぜか今日も山ほどの業務(アンドロイド開発、ただし人型の)を全力でこなしていた……。


第3回 せんぱいにだけ伝えちゃう! わたしの素直な気・持・ち

27歳のエンジニア梧籐 剛は、忙し過ぎる業務に嫌気がさし、思い切って上司に辞意を伝えたが、あいかわらず山ほどの業務(アンドロイド開発、ただし人型の)を全力でこなしていた。早く辞めたいと焦りはつのるが、本人の心にも一抹の迷いが……?


第4回 ハートに火を付けて! 燃えさかる案件の中心で辞意を叫ぶ

思い切って上司に辞意を伝えた27歳のエンジニア梧籐 剛。しかし状況は変わらず、今日も山ほどの業務(アンドロイド開発、ただし人型の)を全力でこなしていた。早く会社を辞めたいと焦りはつのるが、後輩の椎子に「まずはキャリア設計が必要だ」と言われ……。


第5回 「false」を返すと「null」で上書きする、そんな上司と働いています

一日も早く辞めたい27歳のエンジニア梧籐 剛。「ぼくのやりたいことはこれだったんだ!」と気付いたものの、後輩の椎子に、まだまだキャリア設計が甘いと指摘され……。


第6回 右手に椎子、左手にリナ。僕、ほんとはしあわせなんじゃ……

ついに転職先を探し始めた27歳のエンジニア梧籐 剛。「僕、ようやく進むべき方向がつかめてきました」ところが社長にバレて……?


第7回 せんぱい! せまーい密室で二人きりになりませんか?

相変わらず辞められずに激務をこなす27歳のエンジニア梧籐 剛だったが、今日のアンドロイドのバグは……草?不可避wwwww?


第8回 彼女が浴衣に着替えたら……ぼく、困っちゃう!!

可愛過ぎる後輩 椎子のサポートで、27歳のエンジニア梧籐 剛の転職に関する知識はだいぶ増えたのだが、肝心の転職活動がなかなか進まず、焦りはつのるばかり……。


第9回 せんぱい! わたしがゴールじゃダメなんですか!

業務(アンドロイド開発、ただし人型の)が小康状態に入り穏やかな日々を送っていた梧籐たちに社長から告げられたのは、まだ仕様があやふやなところが山ほどあるアンドロイドの緊急リリース命令だった。


第10回 アンドロイド(人型の)開発から、アンドロイド(人型の)による開発へ!

梧籐はあいかわらず山ほどの業務(アンドロイド開発、ただし人型の)を全力でこなしていた。しかし、ここへきて案件に異変が……?


第11回 脳が辞めたがってるんだ!!!

山ほどの業務に追われ続ける梧籐。しかし、新しく部下(ただし人型アンドロイド)ができて順風満帆!?


第12回 そのしぐさが心変わりのサインだなんて、ボク知らなかったよ……

アンドロイド駆動開発プロジェクトのマネジャーである梧藤、流行に乗り遅れまいと夏風邪をひいて会社を休んでいたら、何やら異変が……。


第13回 False! True!! ヨヨイのヨイ! 開発合宿でプレイ☆ボール

リナが投げて椎子が打つ!同業他社チームとの交流試合に、アンドロイド開発チーム(物理)のマネジャー梧籐 剛はどう仕掛けるか?!


第14回 「せんぱい! ヤメてください」――椎子の決意にボクのドキドキが止まらない!

アンドロイド(物理)3体と共に取り組んでいたIoT開発がいよいよテスト工程まで進んできた。このプロジェクトが終わったら、何をしようかな……そうだ、た・い・し・ょ・く???!


最終回 ベイサイドクルーズで、美女と暴走しちゃいました

「退職したい」「退職したい」と言い続けて、早2年半。どうやら本当に退職する日が来たようです。でも、その前に、この暴走屋形船を何とかしなくちゃ!


ドS美人面接官 VS モテたいエンジニア 転職十番勝負! シリーズ

第1回 入室しようとしたら、マサカリ投げられちゃいました

野望を胸に秘めて転職を志す、とあるエンジニア(28歳)がいる。今日は一番の本命企業、X社の面接だ。準備万端、張り切って面接会場に向かうが……。


第2回 おじぎをしたら、物理的に落とされちゃいました

本命のX社の面接に落ちた彼が今回向かったのは、第2志望のY社。今度こそ、面接を突破することができるのか……。


第3回 自己紹介中に「物理ローンチ」されちゃいました

2回連続で面接に落ちた彼だが、わずかな望みを失わず、今日も雨の中を面接会場に向かう。しかしそんな彼を、またしても試練が待ち受けていた……。


特別企画 きのこる先生×ドS美人面接官 2015年は“モテ”エンジニアに絶対なる!

Web企業の人事担当「きのこる先生」と、「ドS美人面接官」が、密会という名の単なる飲み会で、この先生き残るエンジニアについて徹底議論を交わす……



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提供:株式会社マイナビ
アイティメディア営業企画/制作:@IT自分戦略研究所 編集部/掲載内容有効期限:2017年8月31日

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